◆高知県鍼灸マッサージ師会の活動◆
「高知県鍼灸マッサージ師会広報 No.167」を発行しました
2024/10/29
今号の主な見出しは…☆女性のライフステージにおける健康課題の軽減にあはき施術も期待!
☆患者さんの言ってることを先ずは受け止めそして何をどう伝えるか…
☆自分たちのあはき業の期待値を再認! 東洋療法推進大会in徳島報告
☆不適切な広告により誤った施術に誘因されぬよう広告ガイドライン改正!
☆2024年度会費未納の方は延滞金と合わせて早期納付へのご協力を!
【 事務局 】
不適切な広告により誤った施術に誘因されぬよう広告ガイドライン改正!
2024/09/30
東洋療法推進大会2日目には、広告ガイドラインと無資格施術の問題について、全鍼法制委員長の森孝太郎氏を筆頭に、厚生労働省の柳田聡管理官、全鍼副会長の石川英樹氏、専務理事の清水洋二氏らが進行し、活発な議論が行われました。この改正の目的は、不適切な広告により利用者が誤った施術を受け、深刻な被害を被るケースが後を絶たない現状に対し、鍼灸マッサージ施術に関する情報の透明性を高め、利用者の安全確保と適切な選択を支援することです。
そのため、従来のあはき法の広告規制だけでなく、無資格施術に関する広告も規制対象に含めることが検討されています。
広告規制の基本的な考え方は、原則として法律で定められた事項以外の広告は禁止とし、インターネット上のウェブサイトなども一部規制の対象となることが想定され
ます。
無資格施術による事故が相次いでいることから、その広告も規制していく方針です。
広告規制の対象者は、施術者や施術所だけでなく、広告代理店やインターネット運営事業者など、広告に関わるすべての人に及びます。
あはき師が広告できる内容は、あはき師法第7条に定められた事項に限定されます。
今回、「○○鍼灸あんまマッサージ指圧治療院」のような表記が施術所名として認められることになりました。
しかし、大阪府警による無資格施術者の逮捕事例があるように、リラクゼーション業界などには依然として問題が山積しています。
厚生労働省が作成した新たなガイドラインを各県保健所に配布することで、関係機関との連携が強化され、取締りがより一層強化されることが期待されます。
【 法制部 】
自分たちのあはき業の期待値を再認! 東洋療法推進大会in徳島報告
2024/09/29
9月に開催された東洋療法推進大会in徳島に一般社団法人高知県鍼灸マッサージ師会の一員として参加しました。特別講演@は、地元出身の丸岡いずみ氏「現代人の抱える不調と東洋医学の可能性」
さすがコメンテーターをされているだけあって、語り口の心地よいこと。
仕事が多忙ゆえ自分の心と身体の悲鳴を無視して、メンテを後回しにして、その結果どうなるやら。ご自分のうつ地獄を著書にもしています。
そんな彼女が、人間全体を見る、氣が病むから病氣になるとになるという東洋医学の治療を勧められ、改善していくさまを語ってくれました。
忙しいは「心を亡くすさま」です。
立ち止まって深呼吸するだけでも違うのよ。
特別講演Aは、関西医療大学フェムテック寄付講座 特任教授の菅万希子氏「フェムテックに鍼灸マッサージを-やさしいAIとNudgeで実現できる-」
最近「フェムテック」と言う言葉を耳にする機会が増えました。
フェムテック(Femtech)とは、女性の健康の課題をテクノロジーで解決する製品やサービスのことです。
女性の一生は、思春期、性成熟期、更年期、老年期の女性ホルモンが周期的に増減することにより、健康状態とQOLに大きく影響します。
女性問題特有の健康問題による経済的損失など経済産業省の数字を元に、こんごどう研究を進めていくのかを説明されました。
今回、東洋医学の視座からの研究ということで調査、マーケティングを行います。
そのためにもエビデンス研究のための治療院や患者さんのアンケート調査への協力が必要です。
全ての女性が健康に、笑顔で過ごせますように。ご協力をお願いいたします。
【 事務局 】
患者さんの言ってることを先ずは受け止めそして何をどう伝えるか…
2024/07/14
今年度の出張研修は、7月に須崎福祉保健所圏域の窪川で開催しました。小児科医の澤田由紀子先生を講師にお招きして「心に響くコミュニケーション 〜 心の響きあいを大切に 〜」と題して患者様に対するコミュニケーションについて、具体的な症例を上げてお話をしていただきました。
「五感で感じること」や「聞くではなく聴く」、「第一印象が大切」、「病気でなく人を診る」、「間主観性」などのキーワードが心に残りました。
相手の言ってることを先ずは受け止め、そして何をどう伝えるか。気付きを与えることが大切だとおっしゃってました。
心に響くかどうかだと。
また、最近の中高生はコミュニケーションが苦手とのことで、SNSが復旧している今の社会のせいで、二次障害になってるようです。
対策としては話を途中で遮らない(話す気力が失われる)、質問する(聞いてる証拠の裏返し)、相手の気持ちを探るということが大切です。
私たちの臨床でも大人だけではなく、中高生やそれ以下の患者さんも来られると思います。
そういう場面で今回、沢田先生から聞いたお話を思い出して対応していきたいと思いました。
大切なことを深掘りしながらしっかり学ぶことが出来ました。
【 高知県鍼灸マッサージ師会 】
「高知県鍼灸マッサージ師会広報 No.166」を発行しました
2024/06/11
今号の主な見出しは…☆2024年度の出張研修・交流会は須崎保健所管内で!
☆令和6年療養費改定は実施時期が6月1日と10月1日からの2段階に!
☆県知事や市長等へ違法業者の取り締まりや免許保有証の周知を要望
☆有効期限は大丈夫? 7月から「厚労大臣免許保有証」の申請開始
☆龍馬マラソンケアスポットに参加しました
☆脊柱管狭窄症治療研修会 基本に立ち返り技術向上を実感!
☆引き続き健全運営に努めて参りますのでお早めの会費納入にご協力を
【 事務局 】
脊柱管狭窄症治療研修会 基本に立ち返り技術向上を実感!
2024/05/19
「脊柱管狭窄症の治療」をテーマに研修会を開催しました。疾患の概論を学んだ後、症例検討を行い、質疑応答を交えながら施術の見学や実践を行い、助言をいただきました。
研修を通じて、患者さんへの向き合い方、解剖学の基本知識の確認、鍼の刺入方法など、基本に立ち返ることの重要性を改めて感じました。
後日、症例や他の患者さんにも腸腰筋の緊張を緩和する施術など研修で学んだ実践を行い、腰や股関節の可動性が改善する様子が見られました。
治療技術の向上を目的とした研修会の重要性を感じました。
【 学術部 】
龍馬マラソンケアスポットに参加しました
2024/02/18
今年も龍馬マラソンのケアスポットを開設しました。例年よりも気温が高く、選手の皆さんは炎天下での苦しいマラソンとなったようです。
高知県内はもとより、日本全国、そして海外出身の方と、年齢も性別も様々な 150人近い方がケアスポットにお立ち寄りくださいました。
施術時間は長くはありませんが交流を楽しむことができ、多くのランナーさんに施術を受けていただくこともできました。
ご参加いただいた先生方、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
龍馬マラソン2025は、来年2月16日の予定です。
たくさんの先生方のご協力をお待ちしています。
【 組織事業部 】
「高知県鍼灸マッサージ師会広報 No.165」を発行しました
2024/01/07
今号の主な見出しは…1. 龍馬マラソン2024ケアスポットへの協力者募集!
2. ☆ケアスポット協力者はぜひ! マラソンケアスポット事前ミーティング
3. 2023年度会費未納の方は延滞金と合わせて早期納付へのご協力を!
4. マイナ保険証によるオンライン資格確認の導入が始まります!
5. 全国の情報も得ながら本県での広告制限や無資格者対策の強化へ!
6. 気の流れを意識しながら身体を動かして…! 第2回太極拳講習会
【 事務局 】
全国の情報も得ながら本県での広告制限や無資格者対策の強化へ!
2023/10/15・16
10月に開催された東洋療法推進大会in岩手には、本県からは4人が参加しました。全鍼本部の森法制部代表、影山厚労省代表、全鍼会長代行の挨拶後、各都道府県から情報提供がありました。
大阪府では府警に検挙されてもいまだにあはき法第1条違反(免許を持たない者が営利目的で業を行う)行為をする業者が後を絶たない。
岩手県内では、鍼灸師1名で複数名の無資格者を雇い、施術を提供している店舗もあるとのことでした。
森・影山代表の報告で、過去の通知などを集約して、無資格鍼灸マッサージ取り締まりのマニュアルを作成していきたいとの発言がありました。
また、広告制限の議論の中で、施術所名に「治療員」の文言を使用することに、医師等の委員から疑義が出
されていましたが、「○○鍼灸マッサージ治療院」のように「施術の種類」+「治療院」は問題ないとの情報提供がありました。
ここ数年で、高知県内の各保健所管内でもあはき法第1条・第7条(広告制限)違反が疑われる事案が多く、高知市保健所管内では32件の情報提供がありました。
これからも各保健所、県警本部、マスコミ等と情報共有しながら、関連団体とともに浜田知事にも折衝の場を設けていきたいと思います。
【 法制部 】
気の流れを意識しながら身体を動かして…! 第2回太極拳講習会
2023/10/01
10月の研修会では、高知武術太極拳協会の岡田淑子先生に講習を行っていただきました。前年度に引き続きの2回目ですが、参加者8名で、前回も参加した方が多かったです。
あはき師は気の流れを意識して治療されている方も多いのではないでしょうか。
今回はいくつかの型で、体の中を流れるエネルギーもイメージしながら動かしてみることを教えていただきました。
足の裏から丹田、丹田から胸へ、そこから肩→肘→手へと流れるエネルギーを感じながら体を動かしていきます。
エネルギーの流れを意識しながら体も動かすのはなかなか難しく、うまくできなかったのですが、楽しくもありました。
あっという間の2時間でしたが、講習後はけっこう運動した後のように疲れていました。
参加された皆さんはいかがだったでしょうか?
【 学術部 】
「高知県鍼灸マッサージ師会広報 No.164」を発行しました
2023/06/14
今号の主な見出しは…1. 県東部地区のあはき師集まれ! 7月16日は東部地区の出前研修・交流会
2. 有効期限は大丈夫? 7月から「厚労大臣免許保有証」の申請開始
3. withコロナで活動の正常化を目指し皆様とともに! 2023年度総会を終え
4. 2023年度は香川県が主幹! 8月に全鍼師会四国地区協議会開催
5. 健康アドバイザーとして’あはき’の技術で地域貢献! セルフお灸教室
6. 全鍼師会の公式lineアカウントができました! ぜひあなたも登録を
【 事務局 】
健康アドバイザーとして’あはき’の技術で地域貢献! セルフお灸教室
2023/06/04
6月4日に香川県から日本セルフお灸協会の松本武司先生を招き「鍼灸師ができる地域貢献活動」というテーマで研修会を行いました。まだまだお灸の効果や誤った認識など一般の方の認知度が低く、セルフお灸を始めたきっかけから、各地で講座を開き、積極的に健康アドバイザーのように活動をされている様子を伺いました。
その後、普段よく使う艾、無臭の炭、アロマの香りがする3種類の異なるせんねん灸を受講者の頭痛や肩こり、精神的ストレスに効果的なツボに据えて、温度感覚や香り、効果などを体験するとともに、安全に使うための注意事項やお灸の上手な剥がし方などの説明を受けました。
受講者である私たちにも、お客様に接するときのように分かりやすく丁寧に説明する先生の姿に、私たちももう一度施術者の基本に立ち返る有意義な研修会となりました。
【 学術部 】
2023年度総会開催
2023/05/14
5月14日に会場出席13人、書面評決・委任状41通を合わせ定足数の出席をいただき、2023年度定時総会を開催しました。22年度事業・決算報告、23年度事業予算案、理事・監事選任議案の全てに承認をいただき、その後の理事会で以下のように組織を決定いたしました。
新型コロナの感染法上の位置づけも引き下げられましたが、引き続き感染対策を意識しつつ私たちも通常の活動に戻し、今後とも県民の公衆衛生向上と県内あはき師を取り巻く環境改善に取り組んで行きたいと考えていますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
【組織体制】
・会長: 林 道夫
・副会長: 今津 良江
・事務局・会計: ☆村田 由紀、淡路 英礼、今津 良江
・組織事業部: ☆今津 良江、北岡 知博、山崎 実
・学術部: ☆藤崎 桂右、前岡 正人、宮本 友和
・法制部: ☆友永 行保、中澤 久、弘田 寿栄
・保険推進部: ☆林 道夫、淡路 英礼、村田 由紀
・監事: 杉村 奈保、田所 宏之
【 高知県鍼灸マッサージ師会 】
「高知県鍼灸マッサージ師会広報 No.163」を発行しました
2023/04/26
今号の主な見出しは…☆5月14日に2023年度定時総会と第1回生涯研修会を開催します!
☆’あはき’の技術で地域とつながり 地域に求められる施術所を目指そう!
☆IBD(炎症性腸疾患)をご存じですか? 外出の不安を軽減できたなら…
☆使用済みの鍼や脱脂綿は感染性廃棄物です! 適正に処分していますか?
【 事務局 】
「高知県鍼灸マッサージ師会広報 No.162」を発行しました
2022/12/12
今号の主な見出しは…☆患者さんへのお灸の指導はどんなふうにしてますか? 地域への展開も!
☆インボイス制度ってなに? 自分たちにも関係があるの?
☆取り扱い上の疑問にお答えします! 2022年度保険取り扱い研修会開催
☆ケアスポットへの協力者募集! 龍馬マラソンでのおもてなし
☆身近な草にもこんな効能があったのか!? 来春からの朝ドラが楽しみに
☆ゆっくりした動作で重心の移動を意識! 施術社の心身鍛練にも有効か
【 事務局 】
ゆっくりした動作で重心の移動を意識! 施術社の心身鍛練にも有効か
2022/11/06
スポーツの秋っということで、11月研修では「太極拳の健康効果と実際」というテーマで、高知県武術太極拳連盟理事長で日本武術太極拳連盟A級公認指導員の岡田淑子先生に指導をいただきました。基本的な原理は、「心を静めて、身体の緊張を解く」。相手がいると想定しながら型の動きをしていきます。
難しい動きや激しい動きはありませんでしたが、身体の力を抜く、真っ直ぐ立つということがここまで難しく感じるとは思いませんでした。
いかに、普段の自身の身体が歪んだり力みが入っているのかを感じれます。
太極拳を続けていくと、力みが抜けて姿勢も良くなり、経験者の感想では、肩凝り腰痛も減ってくるそうですよ。
定期的に太極拳の練習会が開催されてますので、運動不足の方で興味をお持ちの方は是非太極拳を初めてみてはいかがでしょうか。
【 学術部 】
身近な草にもこんな効能があったのか!? 来春からの朝ドラが楽しみに
2022/09/25
9月の研修は一般公開講座として、薬草や漢方薬についての研修会を高知県立牧野植物園で開催しました。本会会員と一般の方々を合わせて20人以上の参加をいただきました。
川原信夫園長の講演は、身近な場所に成育している薬用植物などについて、効能や高知県との関わりなども交えて、写真やイラストを用いた進行でしたが、視覚障害のある先生方にもわかりやすいように、丁寧な説明で、牧野博士や園の成り立ちなどもお話いただきました。
また、見て、触って、嗅いでと工夫された生薬のサンプルを5種類準備いただき、桂皮や生姜など身近な生薬を体感できました。
また、有毒植物の誤食による食中毒も増えていると言うことで、ニラとスイセン、ゴボウとチョウセンアサガオなど鑑別方法は勉強になりました。
専門家の話は楽しい!知らない事を知るのは楽しい!少し漢方薬や生薬の知識が増えました。
座学の後はハーブ園で葉っぱをちぎり、嗅いだり、触れて手触りに驚いたり。童心にかえったひと時でした。
【 学術部 】
「高知県鍼灸マッサージ師会広報 No.161」を発行しました
2022/09/15
今号の主な見出しは…☆患者様やご家族にもぜひお声かけを! 牧野植物園で公開学術研修会
☆東洋医学に源を持つ太極拳! 自身の健康維持や患者指導にもお役立ち
☆10月から後期高齢者医療の窓口負担が一部で2割に! 保険証の確認を
☆見直して!生活習慣! 合同研修で幡多地区の有資格者とともに交流
【 事務局 】
見直して!生活習慣! 合同研修で幡多地区の有資格者とともに交流
2022/07/24
県内各地の有資格者とつながり業界発展を目指す目的で、7月24日に幡多地区の宿毛・椰子の湯で、第1回目の出張研修・交流会を開催しました。バスに乗り合わせで延々と県西部の端っこへ。
なかなか独りじゃ来られない。
窓から眺める青い空ときらめく海、緑の中を走る1両電車。
景色も今日集う仲間も一期一会ですね!
本日の研修講師は、幡多クリニック看護部長の酒井様。「糖尿病へのアプローチ」という題で、臨床現場のリアルな話と共に詳しく教えていただきました。
基礎知識はあるつもりだったけど、今や4人に一人が糖尿病とは。慢性透析患者の原疾患は2010年頃から糖尿病性腎症が1位になってるなんて!
インシュリン注射のまだ先にこんなしんどいことがあるなんて!
二日に一回の血液透析は4〜5時間かかりそれが一生続くんだよ!
日本人の大部分の糖尿病は2型で、主に生活習慣病なんだよ。
生活習慣!
まずは予防!生活習慣を見直しましょ。
自分のために、家族のために。
そして透析後の鍼灸やマッサージの施術について、コロナについて、質疑応答をふくめたっぷり教えていただきました。
研修終了後は、見晴らしの良い場所で晴天の海を眺めながら、講師の酒井先生も交えて美味しい料理での懇親会と温泉タイム。露天風呂も気持ちよかった!
初めましての先生方ともお会いできて、楽しかったわ。また幡多地区でやりたいな!
明日から、またガンバろ。
【 学術部 】
「高知県鍼灸マッサージ師会広報 No.160」を発行しました
2022/06/05
今号の主な見出しは…☆コロナ禍でも発展・成長した治療家の「発言・発信・行動」のカギは!
☆幡多地区の’あはき師’集まれ! ともに学びつながろう
☆久しぶりの対面開催で戻る活気! 2022年度総会開催
☆お早めの会費納入にご協力を! 正会員18,000円、準会員13,000円
☆7月から厚労大臣免許保有証の交付申請受付が始まります!
☆経験に基づく「生」の話しで訪問マッサージへの一歩を!
【 事務局 】
2022年度総会開催
2022/05/29
5月29日に、会場出席(13人)と委任状兼書面評決票提出者(35人)で定足数を満たし、2022年度の定時総会を開催しました。21年度事業・決算報告、22年度事業予算案、会計基準の一部変更など全ての議案に承認をいただき、ありがとうございます。
国のコロナ対策も経済優先に舵を切ってきていますが、私たちも医療の一端を担うものとして、引き続き感染対策を取りながら、県民の公衆衛生向上と県内あはき師を取り巻く環境改善に取り組んで行きたいと考えていますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
【 高知県鍼灸マッサージ師会 】
経験に基づく「生」の話しで訪問マッサージへの一歩を!
2022/05/29
今年度第1回目の生涯研修会として、総会終了後に、訪問マッサージと保険取り扱いについての勉強会を開催しました。今回、特に濃い話が聞けたのは、同意書のもらい方や訪問先での注意点について、実際に経験されている先生方から、施術時や施術に関係しないところでの貴重なお話が飛び交い、非常に面白かったです。
個人事業者として訪問している先生と、訪問事業者にお勤めで訪問している先生の施術時間の違いや、お互いのメリット・デメリットなど、経験しているからこその「生」の声を聞くことができました。
これから保険による訪問マッサージを始めたいと思っている先生には、とてもタメになる研修になったと思います。
【 学術部 】
「高知県鍼灸マッサージ師会広報 No.159」を発行しました
2021/07/25
今号の主な見出しは…☆新たな組織体制でwithコロナにおける業界発展を! 2021年度総会開催
☆本県主幹でオンライン開催! 2021年度全鍼師会四国地区協議会
☆厚労大臣免許保有証の交付申請受付が始まっています!
☆施術の際には必ず保有証の着用を! 有資格者の確認ポイントの一つです
【 事務局 】
2021年度総会開催
2021/05/31
5月31日に、会場出席、オンライン出席、評決委任者を合わせ定足数の出席をいただき、2021年度定時総会を開催しました。当日は、20年度事業・決算報告、21年度事業予算案、理事・監事選任議案の全てに承認をいただき、その後の理事会で以下のように組織を決定いたしました。
会長 林 道夫 副会長 今津 良江 事務局長・会計 村田 由紀 組織事業部 ☆今津 良江、北岡 知博、山崎 実 学術部 ☆藤崎 桂右、田所 宏之、前岡 正人 保健推進部 ☆林 道夫、村田 由紀 法制部 ☆友永 行保、中澤 久、宮本 友和 監査 杉村 奈保、深谷 麻己
依然として変異種を主体とする新型コロナ感染拡大の収束が見通せず、私たちの業界並びに本会活動にも影響が続いていますが、新たな組織体制で協力し、アイディアを出し合い、会員並びに県内あはき師を取り巻く環境の改善と、県民の公衆衛生向上に取り組んで行きたいと考えていますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
【 高知県鍼灸マッサージ師会 】
「高知県鍼灸マッサージ師会広報 No.158」を発行しました
2021/05/09
今号の主な見出しは…☆withコロナにおける業界発展を模索! 2021年度定時総会への出席を
☆学姿勢が自分を成長させる! 2021年度も生涯研修を9回開催
☆ご存知ですか? あはき施術所でも労災保健の取り扱いが出来ることを
☆実技の交流で新たな気づきも! 『the実技』でスキルアップ
☆2021年度会費は正会員18,000円、準会員13,000円!
【 事務局 】
実技の交流で新たな気づきも! 『the実技』でスキルアップ
2021/02/23
実技の継承&治療家の身体のケアを目的で、毎年定期的に行っている『the実技』。今回は、いつもの会場が取れなかったので、朝倉にある森岡治療院で開催しました。今回は、被験者となる先生方の各々の負傷部位に鍼治療を行い、色々な手法があることを知れるとともに、施術を受ける側の感覚もわかり、患者さんの気持ちも把握することが出来ました。
毎回、実技研修を開催して思うことは、自分たちの仕事はとても素晴らしいということです。
今以上に治療スキルを伸ばしていくには、施術の数をこなして経験を積み重ねて行くことも大切ですが、治療家自身も数多くの施術を受けてみるということも大事だと思います。身体が楽になり悪い部分が改善していくと、自分の施術方法に対しても新しい気づきや発想、施術の組み立ても生まれてきます。そのようなことが、自身の治療スキルに大きな影響を与えてくれると思います。
次回も、たくさんの参加をお待ちしております!
【 学術部 】
「高知県鍼灸マッサージ師会広報 No.155」を発行しました
2020/07/12
『高知県鍼灸マッサージ師会広報 No.155』を7月12日に発行いたしました。今号の主な見出しは…
☆免許保有証の申請受付が始まっています! 初年度申請の方は更新申請を
☆施術の際には必ず保有証の着用を! 有資格者の確認ポイントの一つです
☆支え合える高知家の家族としてともに学び懇親を深めましょう!
☆after コロナ & with コロナ 〜 今後の治療院の在り方は 〜
☆キャッシュレス決済ってどうしたらいいの? マイナポイントも始まるけど…
【 事務局 】
after コロナ & with コロナ 〜 今後の治療院の在り方は 〜
2020/06/28
今回の検収から、初めてオンライン中継を行うこととなり、Zoomにより3人が参加してくれました。コロナの影響で治療院経営も厳しくなり、整骨院グループでのzoomオンラインや独自で情報を集め勉強する中で、今までどおりのやり方だけでは、難しくなってくるはずですので時代の変化を読み取り、アンテナを張ってドンドン新しいことを「行動」していくことが大事になってくると思いました。
今までの集客はニーズに合わず新患は来なくなっているので、既存患者のニーズを読み取り、喜ばれることを発信して形にして行きましょう。そして患者が来なければ、こちらから攻めの姿勢で積極的に来てもらうように促しましょう。今は待っててもきませんよ!
今後もまだ第二波が来るはずですので、目先ではなく先のことを考えてマーケティングとセールスをしっかり勉強して、治療家の弱点の「数字」にも目を向けて良い治療はしっかり届けていきましょう。
【 学術部 】
キャッシュレス決済ってどうしたらいいの? マイナポイントも始まるけど…
2020/06/28
昨年から国の旗振りで全国的に推進されてきたキャッシュレス決済。「様々な決済方式や決済事業者があり、どれを選んだら良いのか?」「導入手続きが大変そう。」と考えている人も多いのではないでしょうか?「興味はあるがどれがいいのか?」という方には、大手携帯キャリア系の決済事業者で、QRコードのユーザー読み取り方式を選択するのがいいでしょう。導入コストもほとんど係らず、PayPayなどはスマホやパソコンが使いこなせるなら、視覚障害の先生でも料金の確認や支払い管理などが可能。導入審査も比較的簡単で速く、私の治療院でも一番利用者が多いです。
キャッシュレスは、会計の時短になったり、決済業者側がポイント還元などの集客のキャンペーンや患者との関係性を繋げるツールを無料で用意してくれたりといくつもメリットがあります。
マイナポイントやJPQR(複数のQRコードを一つにまとめる)制度など、国の推進により、今後もキャッシュレス利用者は増えていく傾向にあると思います。時代に取り残されないように柔軟に取り込んで行ってみてはどうでしょうか。
【 学術部 】
『高知県師会広報 No.154』を発行しました
2020/06/20
『高知県鍼灸マッサージ師会広報 No.154』を6月20日に発行いたしました。今号の主な見出しは…
☆みんなで力を合わせてこの難局に耐え乗り越えていきましょう!
☆新型コロナに負けない施術所経営を! ビデオ会議でも参加できます。
@「after コロナ & with コロナ〜今後の治療院の在り方」
A「キャッシュレス決済の導入と今後の見透しについて」
☆2020年度会費は一律 2,000円減免いたします!
☆今年の"ふくし総合フェア"はオンラインで開催! 7月1日から〜
【 事務局 】
2020年度総会は書面にて開催しました
2020/06/20
2020年度の定時総会は、新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、5月24日に書面評決により開催いたしました。議案書の送付が遅くなってしまったのにも関わらず、皆様のご協力により、過半数以上の承認をいただき、2019年度事業計画及び決算、2020年度事業計画及び予算の全4議案の承認をいただきました。2020年度事業計画及び予算に基づき、研修の充実、保険推進、公益的事業推進、無資格者対策、組織強化などに役員で協力しながら取り組んでいきたいと思っておりますので、なにとぞ皆様のご参加・協力もお願いいたします。
また、6月7日には、新型コロナへの対応に関して、臨時の理事会を開催いたしました。その中で、収入減少を訴える会員の声も聞こえており、会費を減免することが提案されました。
減収に苦しむ会員のみを減免するという案もありましたが、協議の結果、収入状況の確認や、減収の基準を設け、それを確認するのが難しいとの結論になりました。
減免のための原資としては、コロナにより中止になった事業の費用を充てることとして、今年度の会費に限り、正会員・準会員ともに、一律2000円減免することとなりました。
既に会費を納入してくださっている会員さんについては、会計係より連絡をして、返金させていただくか、来年度会費に充当するかを選択いただくことといたしました。
【 会長 】
『高知県師会広報 No.152』を発行しました
2019/08/31
『高知県鍼灸マッサージ師会広報 No.152』を8月31日に発行いたしました。今号の主な見出しは…
☆皆さんのアイディアと多くのご参加で研修を充実していきましょう!
【第4回生涯研修会】 「鍼灸あん摩マッサージ治療院の経営と灸実技」
【第5回生涯研修会】 「The 実技 V!」
☆ハンディキャップヨガで呼吸を整え 心も体もまぶたも(?)リラックス
☆盲導犬チャリティーに33,855円集まる! ふくし総合フェアでの本会ブース
☆災害ボランティアでのあはき師は 被災者だけでなく支援者側もケア対象に!
【 事務局 】
災害ボランティアでのあはき師は 被災者だけでなく支援者側もケア対象に!
2019/08/04
8月の第3回生涯研修は、「災害時における鍼灸マッサージ師の活動 〜 避難所における鍼灸マッサージ師の有用性を考える 〜」ということで、(公社)全日本鍼灸マッサージ師会理事 スポーツ・災害対策委員長の仲嶋隆史先生を講師にお迎えしました。業界団体はいくつにも分かれているけれど、災害支援という場においてDSAM(災害支援新規遊マッサージ師合同委員会)が生まれ、JIMTEF(国際医療技術財団)の災害医療研修にも参加できることは業界的にも有難いこと。災害医学の基礎を学び、他業種の医療従事者と共に動けます。
被災者も、支援する側の職員や自衛隊、ボランティア等も全てが鍼灸マッサージの対象者です。
【現場における鍼灸マッサージの有用性】
・タッチングケアは、触れることによりオキシトシンが分泌され話がしやすくなり、心のケアもできる。
・あはき師には傾聴や守秘義務もある。
・あはきは、医薬品を必要としないので、限られた現場でもケアが可能。
・生活不活発病(廃用症候群)の予防に効果→震災関連死を予防できる。
・幅広い愁訴に対応できる。
その他にも行政との協定や活動期間、給付金についてなど沢山のお話を聞きましたが、実際に被災地に入った体験に基づく話なので深みがありました。
「実際に行かないと何もわからないよ。」仲嶋先生からのお言葉です。何に対してもそうだなと自分はとても共感しました。
資料を読んで手に入る知識もあるけれど、やはり直接講師の熱量を感じられる「場」に参加することは大切だと思いました。
この災害支援については、一部の方のみが動くのでは負担も多く、継続性が難しいので、活動するに当たっては、皆さんの協力や理解も必要になってきます。少しでも皆さんに興味を持っていただき、行動できる高知県師会になっていけたらと思います。
【 学術部 】
盲導犬チャリティーに33,855円集まる! ふくし総合フェアでの本会ブース
2019/07/14
7月の12〜14日に開催された「ふくし総合フェア」において、本年も土日の二日間、本会の普及ブースを解説しました。今年から会場が高知ぢばさんセンターに変更となり、従来の「高知ふくし機器展」と「ふくし就職フェア」が統合されての開催となり、ワンフロアで全体を巡ることができるようになったので、来場者にとっては良かったのではないかと思います。本会ブースは、ややメインの動線からは外れており、訪れる人も例年より少なく感じましたが、その分ゆったりと体験をしていただくこともでき、会話の中でしっかりとあはきのことも普及できたのではないかと思います。また、マッサージや鍼の体験をしていただいた方に、盲導犬のチャリティーとして100円以上の募金をお願いしていましたが、皆さん500円玉や千円札、体験をされていない方も募金箱に入れてくれたりして、今年は今までの最高額である33,855円になりました。全額を日本盲導犬協会に寄付させていただくとともに、ご協力いただいた皆さんに改めて感謝を申し上げます。
今年は準備不足で、チラシやアンケートの作成ができなかったのが反省点ですが、合間には他の展示ブースなども回り、新たな情報や人との繋がりが得られる機会でもありますので、来年以降も継続していきたいと考えています。あなたも来年は参加してみませんか!?
【 組織事業部 】
ハンディキャップヨガで呼吸を整え 心も体もまぶたも(?)リラックス
2019/06/29
6月は兼ねてから会員の先生方からの強い希望のあった、障害のある方や高齢の方でも体を動かせるようにと考案された"ハンディキャップヨガ"の入門編として、studio Fairy代表の北村喜代子先生にご指導いただきました。ゆったりとしたBGMの流れる中、簡単な動作を中心に呼吸を整えていくことで、少しずつ副交感神経が優位になり、リラックス効果を感じることが出来ました。最後の方は、本当に寝かけている人もいたような…(笑)。 自分の身体のバランスに目を向け、気持ち良く身体を動かすことが出来ました。
会員の奥さんやお子さんも参加して16人。賑やかで楽しい体験研修になりました。
【 学術部 】
高知県師会広報 No.151を発行いたしました。
2019/6/23
主な目次は…☆みなさんのご参加・ご協力をお願いいたします! 2019年度の研修・事業計画決まる
☆7月から『免許保有証』の申請受付が始まります! 施術の際には必ず着用を
☆受動喫煙防止対策強化のため7月1日から敷地内禁煙が義務づけられます!
☆全議案承認で新たな組織体制も決まる! 2019年度総会報告
【 事務局 】
全議案承認で新たな組織体制も決まる! 2019年度総会報告
2019/5/19
5月19日に2019年度定時総会が開催され、平成30年度事業報告及び決算、理事及び監事の選任、2019年度事業計画及び予算など全議案の承認をいただきました。新たな組織体制も下記の通り決まりました。引き続き皆さんの声を聞かせていただきながら、少しでも入会のメリットを享受していただけるような事業を検討し、事業計画と予算に沿った運営をしていきたいと考えていますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
【会長】 林 道夫
【副会長】 浦宗 義人
【事務局・会計】 ★村田 由紀、今津 良江
【組織事業部】 ★浦宗 義人、北岡 知博、田所 宏之
【学術部】 ★藤崎 桂右、山崎 実、今津 良江、前岡 正人
【保険推進部】 ★林 道夫、黒川 文雄、村田 由紀
【法制部】 ★友永 行保、中澤 久、宮本 友和
【監査】 梼原 佳伸、深谷 麻己
また、皆様の会費は、会の目的に沿って大切に活用させていただきますので、2019年度分の年会費(正会員18,000円、準会員13,000円)は、振込用紙あるいは高知県師会口座への振り込みで、なるべくお早めの納入にご協力お願いいたします。
なお、会費の納入期限は9月末日となっており、それを過ぎると督促手数料(1,000円)が加算されることがありますのでご注意ください!
【 事務局 】
高知県師会広報 No.150を発行いたしました。
2018/12/24
主な目次は…☆来年も皆さんの希望を活かした研修計画を立案していきます!
☆ケアスポットへの協力者募集! 龍馬マラソンでの選手ケア
☆あはき師も介護や地域包括ケアの分野に出て行こう! (鹿児島大会報告)
☆客観的なアドバイスが嬉しい! 仲間の声には技術向上のヒントが沢山
☆恥ずかしがらずにさらっと伝えよう! 命や人権を大切にすることにつながってい
☆四国の仲間たちとつながろう! 平成30年度四国地区協議会への参加者と討議案
【 事務局 】
第7回生涯研修会
2018/12/16
12月の研修は、本会会員のあんまマッサージ指圧KOKO院長 村田由紀先生による「親から子どもに伝えるための性教育」でした。マッサージ師として、女性として、母親として重ねてきた人生の中で、身体・心・命・人権を大切にするためにも正しい性教育の必要性を実感したとのことです。
正しい教育を受けないままに氾濫する情報の中、私たちも親になり、何が正しいことなのかも自信がなく、恥ずかしさが先立っていては、子どもに正しい性を伝えられないのも当たり前ですね。
性教育は母親のお腹の中から始まっていて、成長に応じて伝える中身も伝え方も違っています。
思い立ったが吉日で、恥ずかしがらずにさらっと伝えることが大事です。
そしてそのことが、自分を大切にして、未来に命のバトンをつなぐことになると言うことでした。
参加者からも、「性教育が大切なこととは分かっていても、子どもが異性だと難しい」、「正しい本や漫画から知識を付けることも良いと分かったので、渡してみようと想う」、「学校教育のなかでももう少し進んだ教育ができる様になると良いと思った」などの感想がありました。
【 学術部 】
第5回生涯研修会
2018/11/18
11月の研修会は、「ザ・実技!」ということで会員同士でお互いの実技をシェアし合う目的で初開催しました。参加者は6人と少なめでしたが、時間を区切りながら交代し、普段行なっている手技や今勉強している新しいテクニックの練習などをしました。
良い部分、改善するポイントを言い合いながらやっていたら時間が足りないくらいで、「あっ」という間でしたが、少ない人数でしたが、密に時間をかけて実技ができとてもいい研修になったと思います。
来年は、鍼治療の実技シェアもしようと思っているので、鍼灸の資格しかない方でもドンドン参加してお互いの技術を高め合っていきましょう!
【 学術部 】
高知県師会広報 No.149を発行いたしました。
2018/10/28
主な目次は…☆知識と技術を共有しともに高め合っていきましょう!
☆【募集】 「やまもも」で献血協力者にマッサージのサービスを!
☆受領委任制度の導入時期には保険者ごとにばらつきがありますのでご注意を!
☆しっかりとさわり・確認して動かしましょう! 関節の機能解剖や組織の役割を知った上で…
☆災害時の鍼灸・マッサージ師の役割と課題(鹿児島大会報告)
【 事務局 】
JMTEF災害研修(鹿児島大会)
2018/10/14・15
JMTEF災害研修には、平成23年の第1回から毎年全鍼の会員が参加し、べーシックコース・アドバンスコース合わせて67名の修了者を輩出してきている。東日本大震災以降、災害医療研修を受けたあはき師が、DMATをはじめ他職種と連携し、熊本地震、九州北部大水害、西日本豪雨などの大災害の急性期から組織的に避難所を巡回しケアを行っており、現在でも仮説住宅で継続的ケアが続いている。
被災者やボランティアスタッフの心身的なケアを長期的に行うことで、大いに喜ばれたという経験から、災害現場でも我々は活躍できるという自負があるが、何に役立ったのか客観的に評価したか?ただ単に被災地に入り施術したという自己満足に終わっていないだろうか?などの問題が山積している。
現場では、あはき師は医療としてではなく慰安などサービス部門として認識されているということも否めず、今後、我々が災害医療としての活動を認識してもらうためには日頃から客観的なデータを集積し、県や市町村の防災担当にデータや活動記録などの資料を提出したり、地域の防災訓練に積極的に参加するなど、まずは行政や医療他職種に、あはき師の存在と何ができるかをしってもらうことが最重要課題ではないか。
今後、国際医療技術財団の災害医療研修や災害支援鍼灸マッサージ師講習会などを通じ、災害医療に即応出来るような環境作りを行って行きたい。
【 高知県鍼灸マッサージ師会 】
第4回研修会
2018/09/16
9月の研修は「皮膚、筋肉、関節の関係より下肢の運動療法を考え獲得した能力の維持性を目指す」ということで、たっぷりと実技中心の研修を北島病院の田中PTにしていただきました。まずは評価法として、膝蓋骨跳動や膝蓋骨圧迫テスト、筋萎縮の確認のポイントや下肢長差などの一般的な見方を教えていただき、その後に、下腿の回旋の動きを出すための実技を指導してもらいました。
患者役で受けさせてもらった感想として、しっかりと両足に体重がかけれるようになりました。
【 学術部 】
高知県師会広報 No.148を発行いたしました。
2018/08/08
主な目次は…☆合同研修会&交流会で身体も心もお腹の皮もストレッチ!
☆皮膚、筋肉、関節の関係から下肢の運動療法を考える!?
☆療養費取り扱い状況のアンケート実施について
☆『あはき』のこと知ってますか? 高知福祉機器展で盲導犬チャリティー施術
☆夢が広がる「養生」構想! 高知も『あはき』も元気に変える!
【 事務局 】
高知福祉機器展で盲導犬チャリティー施術
2018/06/30・2018/07/01
6月30日、7月1日の2日間に9名の先生方がボランティアに参加しました。機器展も回を重ね、今回は3日間全体で1800人を超える来場者とのことでした。
その中でマッサージブースには84名の方々にご来場いただき、盲導犬協会へ27,870円の募金をいただきました。
今回は、将来鍼灸師を目指すという高校生がお手伝いをしてくれたので、とても頼もしく、助かりました。
施術の合間には出展されているブースを回り、介護や福祉への知識を深めることができました。
施術中にはお客様とのコミュニケーションを大切にしつつ、国家資格の有無違いやセルフケアについて助言をしました。
普段独りで仕事をしているとこのような機会は大切に思われます。
他の先生方の技術をチラ見したり、どんなトークをしているか耳をダンボにしたり(笑)来年も開催されます。
ぜひご参加下さいね。
【 事務局 】
県民公開講座
2018/07/29
7月29日に、「鍼灸マッサージの日」行事として、京都の明治国際医療大学から伊藤先生をお招きし、県民文化ホールで県民公開講座を開催しました。「健康を基軸とした地方創生」というテーマでお話しいただき、医療の新しい流れを地方から作るというもので、地方の過疎地域を活用しての養生場を構築し、健康をテーマに地域コミュニティを活性化させるというものでした。
自分のタイプを知り、自分に合った養生を知る。(温泉やお灸で温めたり、マッサ
ージやストレッチで緩めたり、食事で栄養に気を配ったり、筋トレをして鍛える)高知県には、海、山、川、美味しい食べ物など都会にはないものがたくさんあります
。その高知県を舞台に、養生というキーワードでそれらを活用し、その仲介に鍼灸マッサージ師が携わっていくというものです。
高知県の活性化にも繋がりますし、我々鍼灸マッサー師の新たな活動の場が増えると考えると、可能性は無限大に広がります。
とても夢のある講演でした。
さっそく、私も地元の川や海のある地域で、こんなことをしたいといくつも思い付き、これが実現出来るように個人としても全体としても行動していきたいと想いました。
※ (株)セイリンでは、養生を理解し、指導を行える鍼灸師の育成と、鍼灸を幅広く普及させていくことを目的とした「YOJYO」というセミナーを開催しています
。興味を持たれた方が多いようであれば、高知でのセミナー開催についてもセイリンに相談させていただきたいと思っていますので、皆さんのお声をお寄せください。
【 学術部 】
高知県師会広報 No.147を発行いたしました。
2018/06/15
主な目次は…☆大きく変わる療養費制度! 受領委任や口頭同意廃止など
☆盲導犬チャリティーとあはき啓発! 福祉機器展でのブース協力者求む
☆【市民公開講座】「健康を基軸とした地方創生」 『養生』で中山間地を元気に!
☆ヨガでリラックスのつもりが「あ痛たあいた」 日ごろの不摂生が分かります
☆使用済みの鍼や脱脂綿は感染性廃棄物です! 適正に処分していますか?
☆7月から『免許保有証』の申請受付が始まります! 施術の際には必ず着用を
☆2018年度分の年会費は 早めの納入にご協力をお願いします!
【 事務局 】
今年度第2回研修会
2018/05/20
ヨガでリラックスのつもりが「あ痛たあいた」 日ごろの不摂生が分かります。今年の生涯研修のテーマは、やったことのないことをドンドンチャレンジ!?ということで、今回はヨガを初体験でした。
ストレッチをゆっくりしながら、鼻呼吸を止めないで行なっていきますが、これが以外と出来ない。
皆さん、身体が硬すぎなようですね(笑)
そして、鼻呼吸が難しい。呼気をしっかり吐いてから吸うとしっかり吸気が出来ました。
会員外の方の参加もあり、楽しい研修でした。
今年度の研修は、家族や知り合いの方も参加出来るような内容も予定しています。
自分達の活動をしっかり認知してもらえるようにしていきましょう。