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第14回東洋療法推進大会in愛知プログラム
「東洋療法の伝統と可能性を求めて」
 10月25・26日の両日、名古屋市のホテルメルパルク名古屋において(公社)全日本鍼灸マッサージ師会(会長 杉田 久雄 すぎたひさお 氏)主催、(一社)愛知県鍼灸マッサージ師会(会長 山ノ下 藤美雄 やまのしたとみお 氏)共催による「第14回東洋療法推進大会in愛知」が開催され、一般市民をはじめ、鍼灸マッサージ師などの東洋療法関係者ら、参加者はのべ1600名を超えた。
 大会の目的は、国民に向けた良質な医療情報の提供と鍼灸マッサージ師の資質向上であり、開会式には、愛知県知事の大村 秀章(おおむらひであき)氏、名古屋市長の河村 たかし(かわむらたかし)氏、名古屋市医師会会長の杉田 洋一(すぎたよういち)氏はじめ、ご来賓も多数出席された。
 杉田(すぎた)会長は「鍼灸マッサージを取り巻く情勢は大きな変革期を迎えようとしている。2日間、様々な分科会が企画され新しい情報もたくさんあるので、しっかりと吸収され、今一度業界に対するお力添えをいただきたい」と挨拶。
 特別講演には、「いつやるか?今でしょ!」の林 修(はやしおさむ)氏、保険推進委員会分科会には、厚生労働省大臣官房審議官の吉田 学(よしだまなぶ)氏、無免許対策委員会分科会には、厚生労働省医政局医事課医事専門官の相馬 大輔(そうまだいすけ)氏をお迎えするなど、2日間の大会は熱気に包まれた。
大会プログラム
◇第1日 10月25日(日)
時間 プログラム 担当部局の順番で記載します。

12:00〜12:30
 第1部  開会式 事業局

12:40〜14:10
 第2部
 第1分科会
     【招待講演】外治と内治による妊孕性を上げる
      〜鍼灸治療と食改善による後天の精向上〜
           愛知県師会

 第2分科会
      ベビーマッサージの安全指針 無免許対策委員会

 第3分科会
     【合同シンポジウム】
      在宅医療・介護・総合支援事業の現状
      〜今後の方向性を検討する〜
           学術委員会&保険推進委員会

14:20〜15:50
 第3部
 第4分科会
     【学術講演】基本鍼刺テクニック〜緊張型頭痛〜
           愛知県師会

 第5分科会
      無免許者との差別化方策の方向性
           無免許対策委員会

 第6分科会
      オリンピック・パラリンピックを視野に入れた
      師会の取組み方 スポーツ事業委員会

16:00〜17:30
 第4部  【特別講演】いつやるか? 今でしょ! 事業局
 
◇第2日 10月26日(月)
9:00〜10:30
 第5部
 第7分科会
      治療院経営セミナー〜勝ち組になれる10の考え方〜
           事業局

 第8分科会
      医療機器の扱いについて臨床現場からの提言
           視覚障害委員会

 第9分科会 臨床発表 学術委員会

10:40〜12:10
 第6部
 第10分科会
      社会保障制度の行方と
      あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう療養費
           保険推進委員会

 第11分科会
      保健医療の専門職として新総合事業に関わるには
           地域健康つくり委員会

 第12分科会 臨床発表 学術委員会

12:20〜13:00
 第7部  分科会報告/閉会式 事業局
■御礼の言葉
(一社)愛知県鍼灸マッサージ師会会長
     山ノ下藤美雄(やまのしたとみお)
 全国大会にご臨席賜りました大村(おおむら)愛知県知事、河村(かわむら)名古屋市長のご来賓を始め、会員・学生・一般の皆様には全国各地よりご参集を賜り厚く感謝申し上げます。
 また、実行委員会の皆様を始め、関係各位の一人ひとりのご尽力に改めて心より御礼を申し上げます。この大会を通じまして、関係各位のご指導を賜りながら、新しい分野、新たな展開、新たな可能性につながることを切に希望いたします。加えて、この業界がやる気・元気が出るように「いつやるか?今でしょ」の愛知県出身の林 修(はやしおさむ)先生に特別講演をお願いした折、1000人を超える方々が笑顔を見せていただいたこともありがたく思われます。
 今後の全鍼師会の益々のご発展と皆々様のご繁栄を心から祈念申し上げ、御礼の言葉とさせていただきます。
特別講演
「いつやるか? 今でしょ!」4象限マトリクス分析で生き残れ!
講師:東進ハイスクール・東進衛星予備校専任講師
    林 修(はやしおさむ)氏
「いつやるか? 今でしょ!」4象限マトリクス分析で生き残れ!講師:東進ハイスクール・東進衛星予備校専任講師 林修(はやしおさむ)氏
 大会第1日目に東進ハイスクール・東進衛星予備校専任講師の林 修(はやしおさむ)氏が、特別講演の講師として登壇。
 林(はやし)氏は、テレビコマーシャル出演時のご自身のセリフ、『いつやるか? 今でしょ!』が流行語大賞に輝き、本業の傍ら、著書やテレビ番組のレギュラー出演も多く、その知名度、人気は今や国民的とも言える。林(はやし)氏の講演を楽しみにされていた多数の市民も押し寄せ、会場は超満員となった。
 講演では、林(はやし)氏が予備校講師になり専門科目として現代文を選んだ理由や、トップに立ち続けるための戦略や思考方法について、実体験を例に挙げながら詳しく説明された。自分の腕一本でやっていくという点においては、鍼灸マッサージ師とも共通するものがあり、4象限マトリクス分析(※)を用いて、日常行動の基となる考え方や価値観を分析し、何でも対極で考えると、何が重要か、今、何をするべきなのかが見えてくるという。
 林氏にとっては、仕事と家族=必要、友達=不必要になるとのこと。
 自分が生きていく上で最も大切なものは仕事と家族であり、そのために使う時間も足りないくらいなので、友達と飲みに行くなど、それ以外のものごとに費やす時間は無駄、不満を持つことさえも無駄な時間となるようだ。
 また、予想外のことは起きない(大抵のことは十分予測ができる)こと、自分のポジションを客観的に知ること、生き残るためには将来を見据えること、自分の得意分野で勝負をすること、人の話は最後まで聞くこと等、確かに誰しもその道のプロとして生きて行くには欠かせない要素がたくさんある。プロは期待値を超えなければならない、とも力説されたが、随所にユーモアを交え、笑いの絶えない講演であった。(報告:岩永 秀一郎 いわながしゅういちろう)
(※)縦横の軸に情報を並べることによって整理するという手法
■第1分科会
〈招待講演〉「外治と内治による妊孕性を上げる」
       〜鍼灸治療と食改善による後天の精向上〜
講師:漢方の野崎薬局鍼灸院 野崎 利晃(のざきとしあき)先生
 鍼灸が注目される分野の一つである不妊治療について、東洋医学の基本的概念である「先天の精」、「後天の精」、「五行の考え方」の解釈から、実生活に反映するためにはどうしたら良いのか、詳しく解説された。
 特に、内治(自らおこなう治療)、食生活の改善が非常に重要であることの説明は、食べてはいけない物、食べると良い物などの具体例を挙げ、一般の方にも大変分かりやすい内容でした。専門的には、外治(施術者のおこなう治療)として3件の症例を挙げ、督脈、任脈、衝脈を用いた治療、ツボとしては「神闕」、「命門」、「気衝」への温灸を紹介。不妊の治療は、次の段階である妊娠中のケア(安産灸、腰痛)から、出産(逆子の灸)、産後のケア、育児(小児はり)など、子供の成長に至る過程まで繋がっていくものであることを常に意識しなければならない。(報告:今原正直 いまはらまさなお)
■第2分科会 無免許対策委員会
「ベビーマッサージの安全指針」
講師:履正社医療スポーツ専門学校教員・医学博士
    古田 高征(ふるたたかゆき)先生
 会場には100名を超える方が参加。無資格者施術による死亡事故報道を受け、大阪府師会で作成された「ベビーマッサージの安全指針」を紹介する講演でした。安全指針の冊子と追加資料が配布され、指針の作成手順からマッサージ手技の手順、身体への影響を詳しく聞くことができました。講師からは、「ベビーマッサージは『赤ちゃん』のためだけでなく、母親や家族にも影響を与え、大きくは日本の将来にも影響する。
 個々の参加者が県師会に持ち帰り、各地域で実践して欲しい」との発言がありました。すでにベビーマッサージの研修を予定されている師会もあるとのこと。今後、活動が全国的に広がり、次回は各師会からの活動報告が聞けることを期待しています。(報告:秦 章 はたあきら)
■第3分科会 学術委員会・保険推進委員会[合同シンポジウム]
「在宅医療・介護・総合支援事業の現状」
 〜今後の方向性を検討する〜
 在宅医療・介護・総合支援事業の現状について、4名のシンポジストから発表があり、長嶺 芳文(ながみねよしふみ)地域健康つくり委員長から地域包括ケアシステムにおける鍼灸マッサージ師の役割に関する報告、尾野 彰(おのあきら)学術委員からは、通所介護事業の地域とのかかわりの事例から新たな取り組みに関する報告、近藤 宏(こんどうひろし)学術委員からは昨年おこなわれた「在宅医療マッサージ」に関するアンケートの調査結果報告がおこなわれた。また往田 和章(おおたかずあき)保険推進委員長からは、地域医療における療養費・鍼灸マッサージの課題と方向性に関する報告がなされた。
 今後、地域包括ケアシステムが本格的に始動していく現状を踏まえ、鍼灸マッサージ師としての専門性を活かしながら医療・介護分野に参入・貢献していくことの利点など、様々な視点からの意見交換がおこなわれた。(報告:西村 博志 にしむらひろし)
■第4分科会
〈学術講演〉「基本鍼刺テクニック」〜緊張性頭痛〜
講師:日本臨床鍼灸懇話会理事 吉崎 和樹(よしざきかずき) 先生
 鍼治療には、様々な理論と方法があるが、共通点は、丁寧に鍼を打つこと。逆に言えば、きちんとした刺鍼法ができれば、治療法の選択肢がぐんと広がる。 吉崎(よしざき)先生は、ご自身の修業時代の経験、師匠から指導されたことを交えながら、触診から選穴、刺鍼法の基本を、緊張型頭痛を例に挙げ詳しく解説された。
 また、「鍼のひびき」には「患者が感じるもの」と「術者が感じるもの 」の2種類があるが、特に術者が感じる「手の下感」は体質、病態、過敏かどうか、虚実等に関係なく、刺激量と抜鍼の時期の決定のために常に必要と説く。これが分からなければ、正しい処置がおこなえないからだ。学(学問)と、術(技術)が揃い、手の感受性が正確でこそ治療の幅が広がる、奥の深いご講演でした。(報告:山本 友行 やまもとともゆき)
■第5分科会 無免許対策委員会
「無免許者との差別化方策の方向性」
「無免許者との差別化方策の方向性」厚生労働省医政局 相馬大輔(そうまだいすけ)医事専門官
 厚生労働省医政局から相馬 大輔(そうまだいすけ)医事専門官をお招きし、厚生労働省の考える以下の対策を直接ご説明いただきました。

(1)施術所の外に厚生労働省大臣免許を
   有する者である旨を広告・提示する。

(2)施術所内に免許証または内容を記載した書面を掲示する。

(3)施術者本人が免許保有者である旨が
   証明されたネームプレートを着用する。

内容はほぼ一貫しており、昨年と大きく変わりはないですが、(3)に関連する「厚生労働大臣免許保有証」が遂に発行されることになったので、全施術者がこれを着用することが無免許対策の第一歩だと思われます。杉田(すぎた)会長の言葉にも、「無免許者対策は長年続く問題であり簡単には進まないが、最近は厚生労働省の担当者も耳を傾けてくれるようになってきた」とありましたが、医政局との定期協議を通じて本当にその通りだと実感できました。本気で無免許者の反対を唱えるなら先ずは行動で示しましょう!(報告:石川 英樹 いしかわひでき)
■第6分科会 スポーツ事業委員会
「オリンピック・パラリンピックを視野に入れた師会の取組み方」
 〜アンケートから見えるもの〜
 朝日山(あさひやま)から全国の師会にスポーツイベント参加状況のアンケート調査をおこなった結果を発表し、全国では123(マラソン大会67)大会に参加の実態を紹介しました。パネリストは、全鍼師会理事・スポーツ事業委員 仲嶋 隆史(なかじまたかし)先生から福岡スポーツ鍼トレーナー部会での多数の競技会の参加報告。山口県師会 林 和俊(はやしかずとし)会長の「ねんりんピック」参加報告。京都府師会理事 北川 忠史(きたがわただし)先生のインターハイ参加報告。石川県師会理事 田中 良和(たなかよしかず)先生のトレーナー部会設立と活動報告。スポーツ事業委員の古田高征先生による身体障害者スポーツへの参加報告がなされました。そして、これらの大会が継続的でおこなわれることと、各師会でのトレーナー部会設立、そして、各種大会参加をオリンピックの条件に結び付けたいといった発表になりました。(報告:朝日山 一男 あさひやまかずお)
■第7分科会 普及・国際委員会
「治療院経営セミナー」 〜勝ち組になれる10の考え方〜
講師:事業局 普及・国際委員長 古賀 慶之助(こがけいのすけ) 先生
 旧経営向上委員会時代から各地で講演をおこなった治療院セミナーの2015年度版。最新版に書き換えての初セミナーでした。

[講演内容]
 (1)流行らない治療院10の予兆
 (2)患者さんをくどく10の作戦
 (3)患者さんが喜ぶ10のサービス
 (4)治療力がアップする10の秘訣
 (5)治療がスムーズになる10の方法
 (6)勝ち組になる10の考え方

 治療院経営をおこなうにあたって、知っていて損のない内容ばかりでした。(報告:齊藤 圭吾 さいとうけいご)
■第8分科会 視覚障害委員会
「医療機器の扱いについて臨床現場からの提言」
 時代の変化に伴い日常の臨床をサポートしてくれる医療機器の発展は目覚ましく、視覚に障害を持つ鍼灸マッサージ師もそれらの医療機器を扱い毎日の臨床活動をおこなっています。しかしながら、そうした医療機器には、音声対応の設備がなかったり、点字表示の対応ができていなかったりと、視覚障害者が扱いに不便を感じる医療機器があるのも現状です。
 視覚障害委員会は、局が掲げる「全ての人が同じ土俵で」という崇高な理念を持って活動をしておりますが、この度の分科会では、仲澤・佐々木の両委員と日本鍼灸マッサージ協同組合の堀理事長の3氏が、不便さを解消するための解決策や、不便さが解消できにくい市場原理のあることなどを発言、特に同席をお願いした(株)カナケン大阪営業所長の墨 武司(すみたけし)氏と伊藤超短波(株)メディカル事業部中部・東海・関西ブロック長の櫻井 芳樹(さくらいよしき)氏からは、表題に係る各社の対応についてのご発言をいただきました。
 フロアの参加者からは、角度計、タイマー、鍼、消毒器具などについての個々の医療機器の扱いについて質問や発言があり、新しい発見があったり、認識を新たにしたりと、有意義な分科会になりました。
 この度の分科会が、視覚障害者はもとより、だれにも優しい医療機器の開発に繋がることを願っています。(報告:梅宮 光男 うめみやみつお)
■第9・12分科会 学術委員会
「臨床発表」
 今年度は下記の会員11名による臨床発表がおこなわれました。

(1)「ESクレドを取り入れた経営の紹介」
    神奈川県師会:林 秀卓(はやしひでたか)先生

(2)「あん摩、はり、きゅう施術所の営業実態と
    経営への意識に関する調査 
    〜保健所届け出業種別における分析〜」
    埼玉県師会:近藤 宏(こんどうひろし)先生

(3)「自律神経失調症と考える症例への
    按摩マッサージ施術について」
    滋賀県師会:寺倉 巧治(てらくらこうじ)先生

(4)「肺癌患者の延命治療に経絡治療が有用な一症例」
    大阪府師会:宮脇 優輝(みやわきゆうき)先生

(5)「デイサービスにおける良導絡測定の活用法の検討」
    神奈川県師会:石綿 教史(いしわたのりふみ)先生

(6)「杉山和一検校の江の島道標について」
    神奈川県師会:西村 博志(にしむらひろし)先生

(7)「つわりには身柱穴置鍼を」
    青森県師会:福井 宏郷(ふくいひろさと)先生

(8)「頚椎捻挫における鍼灸施術の有用性」
    岡山県師会:吉田 智恵(よしだちえ)先生

(9)「アレルギー性鼻炎に対する鍼治療の一症例」
    愛知県師会:岩間 敏彰(いわまとしあき)先生

(10)「耳介治療とてい鍼」
    愛知県師会:荒深 公泰(あらふかきみひろ)先生

(11)「てい鍼による子午治療 
      〜皮膚に刺入しない鍼による治験〜」
    静岡県師会:黒山 幸男(くろやまゆきお)先生

 今年度は3時間の発表時間の枠をとり報告をしていただきました。会場との活発な意見交換ができ、充実した分科会となりました。ご多忙の中、臨床発表をしていただいた先生方、誠にありがとうございました。(報告:西村 博志 にしむらひろし)
■第10分科会 保険推進委員会
「社会保障制度の行方と
 あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう療養費」
「社会保障制度の行方とあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう療養費」厚生労働省 吉田学(よしだまなぶ)大臣官房審議官
 本年度は厚生労働省より吉田 学(よしだまなぶ)大臣官房審議官にお越しいただき、「社会保障制度の行方とあはき療養費」の演題でご講演いただきました。
 保険分科会のみならず、全鍼師会を含めたいわゆる業界団体で、審議官という厚生労働省幹部がお越しになり、ご講演いただくということは、歴史上初めてのことであり、社会保障制度に関する本会に寄せる厚生労働省の期待が伺われる分科会となりました。
 労働人口減少、超高齢化社会の到来により、ますます厳しさを増す社会保障制度の行方をご解説いただき、あはき療養費の今後の展望も含めご講話いただきました。
 また前段で二階 俊博(にかいとしひろ)衆議院議員の名代として、地元名古屋から伊藤 忠彦(いとうただひこ)衆議院議員にもご講話いただき、本会が推進する「一部負担金でかかれる制度」「訪問施術制度」を政権与党としてどう取り組んでいくかをお話いただき、前参議院議員 大江 康弘(おおえやすひろ)様からもご発表いただきました。
 本会の「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の利益ではなく、国民全体の利益に資する制度つくり」といった主張が、国の中枢に徐々に届きつつあるということを示唆した分科会となりました。(報告:往田 和章 おおたかずあき)
■第11分科会 地域健康つくり委員会
「保健医療の専門職として新総合事業に関わるには」
 〜介護は国から地域へ〜
 地域健康つくり委員会では、今年の介護保険制度の改正により「地域包括ケアシステム」の構築が掲げられ、新総合事業が市町村に義務化されたが、その新総合事業に鍼灸マッサージ師がどのように関わりどのように位置づけされるのかが議論された。
 分科会ではまず、この新総合事業の内容について、介護医療に精通しているシルバー産業新聞社編集課長の橋村 寿人(はしむらひさと)氏を招いて、介護保険制度の現状や今後の目指す方向性等についてご講演いただいた。その後、神奈川県師会の林 秀卓(はやしひでたか)氏、地域健康つくり委員の狩野 裕治(かのうゆうじ)氏、地域健康つくり委員会委員長の長嶺 芳文(ながみねよしふみ)氏による事例紹介が行われた。最後に会場からの質問を受ける形でシンポジウムがおこなわれた。橋村(はしむら)氏からは、各自治体にある推進協議会に団体として参加をしていくことや、地域ケア会議に参加をして各専門職とネットワークを構築していくことの必要性が説かれた。(報告:高野 広行 たかのひろゆき)
■総括
 「東洋療法の伝統と可能性を求めて」をテーマとした「第14回東洋療法推進大会in愛知」がホテルメルパルク名古屋において延べ1600人を超す参加者を得て盛大に開催された。特別講演には超人気の林 修(はやしおさむ)氏を迎え「いつやるか?今でしょ!」をテーマに会場いっぱいの聴衆を魅了した。また、招待講演、シンポジウム、各部局による分科会、会員発表等々、多岐にわたる内容の中、特に厚生労働省より吉田 学(よしだまなぶ)大臣官房審議官をお迎えしての「社会保障制度の行方とあはき療養費」、同じく昨年に引き続き医政局より医事専門官(今年は相馬 大輔 そうまだいすけ 氏)をお迎えし「無免許者との差別化の方策と方向性」は大きな関心と期待感で熱気に包まれた。
 今回は経費等の都合上、準備段階から当日の受付に至るまで運営陣のアイデアと大変な努力で大会運営の省力化が図られました。しかし、そのためにご参加の皆様や関係者の皆様にご不便をおかけしたのではと存じ、心よりお詫び申し上げます。
 なお、開催地の山ノ下(やまのした)会長はじめ愛知県師会の皆様、実行委員の皆様、関係者の皆様、大変ご苦労様でした。来年に繋がる意義ある内容、元気をもらえる講演、素晴らしい会場、業友との交流、どなたでも参加できる大会、来年度も是非ご参加をおすすめします。なお、来年は9月22・23日東京で開催いたします。
 (大会実行委員長 中野 義雄 なかのよしお)

 ありがとうございました。
第14回 東洋療法推進大会in愛知 実行委員集合写真
 
 
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