町村合併を記念し、新しい仲間と連帯感を深めようと昭和30年に始まりました山形県縦断駅伝競走大会は、半世紀近い歴史を誇り、春のスポーツイベントとして定着、長距離選手の登竜門になっています。世界で活躍する選手を輩出するなど、競技力向上に大きく貢献しています。

　 山形県鍼灸マッサージ師会は本大会でのボランティア活動において、競技者のみならず、審判・役員・その他の大会関係者への施術を通じてスポーツを支える人達をもサポートし、競技環境の改善を支援します。

　 【鍼灸マッサージボランティア活動の基本理念】

１．「あん摩マッサージ指圧師・鍼師・灸師」という国家資格を生かして、東洋医学の施術者として、「未病治」を基本理念とした県民の健康づくりに寄与し、選手のコンディショニング等を目的に鍼灸マッサージのボランティア施術を行い社会貢献に勤めます。

２．同大会でのボランティアを契機として、医師その他の医療従事者並びに選手及び体育関係者との相互理解を深め、施術者としての資質向上を図る。

３．同大会へのボランティア参加を通じて奉仕の精神の発揚に努める。

以上の事を目的として山形県縦断駅伝競走大会「鍼灸マッサージボランティア活動」を行うものとします。

　近年、スポーツ領域における鍼灸マッサージへの関心が全国的に高まってまいりました。平成４年、山形国体にはじまり、各都道府県で国体やインターハイ等でのボランティア活動が広く行われており、その成果は選手並びに大会関係者に高く評価されております。山形県で１２年ぶりに開催された平成16年山形もがみ冬季国体では（社）山形県鍼灸マッサージ師会が中心に行われ成功裏に終了しました。

県縦断駅伝競走大会のボランティアの様子

　我々鍼灸マッサージ師も山形県縦断駅伝競走大会「鍼灸マッサージボランティア活動」で大会スタッフの一員として参加出来た事は、今後の仕事をやっていく上で、大きな自信になりました。

　今年度の受療に訪れた選手その他は３０名でした。

　今後は、地域に芽吹いたスポーツボランティア活動を大切に育て上げ、スポーツを通じた健康づくり、ふれあいづくりのため一層精進を重ね、更には奉仕の精神を発揚し、「未病治」を基本理念とした鍼灸マッサージ治療に繋げて参りたいと思います。

山形県縦断駅伝競走大会第7回鍼灸マッサージボランティア活動受療者集計

日時：平成２５年４月２６日（金）午後０：００〜４：００

会場：山形新聞庄内支社

市町村別受療者（３０名）

市町村名

酒田

鶴岡

尾花沢

村山

東根

天童

山形

上山

南陽

米沢

人数

1

5

4

2

7

1

3

3

1

3

性別（１９名）

性別

男

女

人数

30

0

大会関係者区分

区分

選手

監督・コーチ

役員

関係者

人数

10

7

10

3

ケア希望部位（重複有）

全身

腕・手

頚

肩

背中

腰

臀部

股関節

膝

大腿

下腿

1

1

3

5

8

14

3

2

2

4

5

施術の既往（重複有）

灸

マッサージ（指圧含）

神経ブロック

その他

人数

9

20

1

1

施術法

施術法

鍼

マッサージ（矯正法含む）

その他（ストレッチ等）

人数

2

28

15

施術効果

最高のつらさ

高度のつらさ

中程度

軽いつらさ

つらくない

施術前

0

1

8

15

6

施術後

0

0

0

18

12

普段の身体のメンテナンス

病院

0

整骨院

5

鍼灸マッサージ院

5

整体・カイロ

3

その他

0

主なアンケートでは

・良かった

・特になし

・またお願いします

・変化が感じられて良かった

・とてもよかった

・ありがたいです

・大変参考になりました

・あまりきつく亡くしてもらったが楽になった気がします

・大変良かった。関係者なので時間がなかったのが残念です。

・大会前に知らせて頂くと参加者が多くなると思います。

・大変良くなりました

・良いと思います

・とても勉強になりました

・大変助かりました。ありがとうございます。

・だいぶ楽になった

・大変良い