公益社団法人 徳島県鍼灸マッサージ師会 ロゴ

TOP組織と各部の活動会報>31号新年号-目次

会報「全鍼徳島」
第31号 平成24年1月発行

目次


ごあいさつ

中野会長 藍綬褒章受章

臨時総会報告

公益活動報告

徳大祭お礼

全国大会報告

鍼灸マ・カルテソフト紹介

学術研修会報告

四国合同研修会ご案内

東洋医学会との研修会案内

四国ブロック協議会ご案内

編集後記






ごあいさつ

会長 中野義雄


新年明けましておめでとうございます、本年も佳き年でありますよう祈念申し上げます


 平素は本会の活動にご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます。


さて、本会は公益社団法人として徳島県より認定され、公益性の高い活動を実施するよう求められております。

社会において、また徳島県において私ども、はり師きゅう師あん摩マッサージ指圧師がその業務を県民の健康保持増進の為にいかに公正に提供するか、また県民が我々の施術をいかに受けやすくするか、と言ったことが課題となっております。


私たちの会が我々会員だけのものでなく県民と共に活動し、鍼灸マッサージが県民の為にあることを大いに自覚し県民の為の活動を行うことにより我々自身も発展し社会的地位を上げ、ひいては斯業の発展につなげるものと考えています。


 厳しい環境の中にあって公益のために活動することは大変なことと思いますが、県民の皆様の意識から無資格無免許者を排除し、健康保険をより使い易くするよう理解してもらうことは重要だと考えます。


 公益活動を行うにはたくさんの皆様のご参加やご協力が必要です、どうか会員一人一人が何らかのイベントに一つは参加する、と言うご協力を是非お願いします。


本年も皆様のご協力を得て活発な活動が出来ますよう謹んでお願い申し上げます。


もくじへ

中野義雄会長 藍綬褒章受章

総務部

謝辞を述べられる中野会長と右側におられる奥様の写真
 昨年秋の褒賞で本会の中野会長が、永年に亘り鍼灸マッサージ業の発展に尽力されると共に、地域社会において県民の保健福祉に貢献された御功績により、藍綬褒章を受章されました。

これを記念しての祝賀会が1月15日にグランドパレス徳島に於いて開催されました。

発起人代表の竹内資浩徳島県議会議員を初め、ご来賓として後藤田正純衆議院議員、中西祐介参議院議員、堀昌弘全鍼師会副会長等全国から多くの方々が集い、中野会長の受章をお祝いしました。

続いて中野会長が登壇しお礼を述べられ、「この受章は私個人で頂いたのではなく、鍼灸マッサージ師会に頂いたもの、社会から認められた証拠です」と語られた。

記念写真撮影の後、乾杯が行われ和やかな祝宴となった。


もくじへ


臨時総会報告

総務部


日時:
11月20日(日)

会場:
ワシントンホテル2F

参加会員37人


【臨時総会】13時〜13時45分
議題
1.決算報告について
2.監査報告について
3.基本金について
4.補正予算について
5.一般質問
上記議題は原案通り承認されました。

【記念講演会】別途記載
【記念祝賀会】16時〜18時
ご来賓
衆議院議員 山口俊一先生
徳島県議会議員 竹内資浩先生


もくじへ


公益活動報告

業務部


1.第57回奉仕会

日時:
9月11日(日)
午後1時〜午後4時

会場:
ふれあい健康館

参加会員:
15名


第57回目となった「ハリ・マッサージ奉仕会」を9月11日、ふれあい健康館で開催した。

体験コーナーは37名、相談コーナーは5名、合計42名の方々が奉仕会に訪れた。

中学生のスポーツ傷害、育児中の母親の疲労回復、脳梗塞後遺症の方のリハビリ、高齢者の膝痛等多彩な症状を有する方々が訪れ、実際にはり、マッサージを体験され、健康保険での取り扱い説明等の相談を受けた。

同日夕方の四国放送のニュース番組でこの活動が報道され多くの方にはり・マッサージの啓蒙が出来た。



2.第33回鍼灸展報告

日時:
11月3日(木 祝)
午前10時〜午後4時

会場:
徳島大学保健学科C棟2階

参加会員:
13名

受療者:
別途記載


徳島大学学園祭「蔵本祭」でブースを構え鍼灸の普及、啓蒙を図るため、鍼灸の書籍や古代九鍼等を展示しその説明・希望者に鍼体験・温灸体験の施術を行った。

徳大第27回蔵本祭実行委員会鍼灸展委員長の山本幸代氏より御礼状を頂きましたので別途転載します。



3.とくしまマラソン2011マッサージボランティア

日時:
11月6日(日)
12:30〜17:30

会場:
新町川水際公園

参加会員:
会員25人


4回目となるとくしまマラソン2011(本会では2度目のマッサージボランティア参加)は、県内外から5799人が出場しました。

★総人数:128人
性別:
男性:107人、女性:21人

年代:
20代:14人、30代:39人、40代:56人、50代:17人、60代:2人


スペースの都合上ベッドが1台少なかったため、ランナーの施術希望が実数よりも約60〜70人多くありましたが、時間的な問題もありすべての方に施術を行えなかったことが残念でした。

しかし、施術を受けたランナー達からは、「気持ちが良かった」、「足の疲労が少なく明日からの仕事に支障がないような気がする」、「足の腫れや痛みがひいた」などと言う喜びの声がたくさんありました。



4.自分でできる足のかんたん「ツボ」療法の講演会

日時:
12月15日(木)
14:15〜15:30

会場:
あわぎんホール
5階小ホール

参加会員:
会員4人

うずしおクラブ徳島「女性リーダー研修」で、自分でできる足のかんたん「ツボ」療法をテーマに、本会より小野晃裕(演者)・谷川仁士(管理監督)・坂井久美子(助手)・松田有加(助手)の4名を派遣しました。

講演では、受講者(85名)が、足ツボの取り方・マッサージの仕方・注意事項を熱心に聞いておられました。

受講者においては、ツボ(経穴)に非常に興味を持って頂き、今後各地域での講習を希望される方がたくさんおられました。

また、今回は粗品として「火を使わないお灸太陽」を受講者全員にお土産として進呈いたしました。

もくじへ


徳大祭お礼

第27回蔵本祭実行委員会鍼灸展委員長 山本幸代


この度は、ご多忙中にもかかわらず、鍼灸展の開催を賜り、誠にありがとうございました。


特に大きな問題もなく終えることができ、先生方には心より厚くお礼申し上げます。


さて、集計結果を報告させていただきます。
来場者数:
191人(男:68人、女123人)


はり:158人
温灸:134人
両方を希望される方が多かったです。


一般:111人
学生:80人
徳島大学の学生を学生と区分致しました。


前年度の来場者数は212人でしたが、前年度は開催日が土砂降りだったため、来場者数が増えたと分析されており、前々年度以前は150人程度の来場者数ですので、本年度は例年よりも多くの方が来場してくださったと思います。

本年度は16時までの開催予定でしたが、受付は15時に終了しており、15時を過ぎてからご来場してくださった方も何人かいらっしゃいました。

例年よりも多くの方がご来場なさった分、先生方には多くのご負担をおかけする形になってしまい、申し訳ありませんでした。

色々と至らない点はあったかと思いますが、来年度以降もよろしくお願い致します。

本当にありがとうございました。


もくじへ


全国大会報告

1.河原由佳

 去年より少し早く肌寒さを感じ始めた今年の大会は、皆さまも御存知の通り「博多ラーメン・明太子・大宰府」それから忘れちゃいけない「博多美人」でお馴染み。

福岡でした。


大会参加では初の空路。

行きは快適な夜空の旅で辿り着いたのですが、帰りは台風15号(ロウキーちゃんと言う名称だったようです)と一緒に徳島へ帰ってくるという、少しスリリングな締めとなりました。

ジェットコースター等の絶叫系が苦手な河原ですが、バウンドする飛行機は粗い山道を走るかのようで楽しかったです。


 さて、そんな大会の初日は、“佐賀のがばいばあちゃん”でも知られる島田洋七さんの講演「笑顔でいきんしゃい!」で始まりました。

さすがに喋りがお上手で、内容に頷き、また、盛大に笑わせていただきました。“笑う”というのも立派な治療の一環だなぁと思いながらも、肩の力が抜けた後は真面目な勉強会。

今回参加した題目は「なぜ免許は必要か!」「わかりやすい東洋医学ニュース」「災害ケア」「スポーツと鍼灸マッサージ」です。


 「なぜ免許は必要か!」免許の件は耳に入ってくるたびに頭痛の種だなと実感します。

話の論点は有・無資格者の差別化を如何に図るか。

鍼灸マ師の地位を如何に向上させるか等々。どちらかと言えば職業人主体の話しだったかと思います。


 話しの中で一番驚いたのは、犯罪者を収容している間に整体師として養成する案が国会で出されたことがあるという事です。

社会復帰を考えての事なのでしょうが、人の体に触れるという意味で「繊細」なことだと個人的に思う、あんまマッサージ指圧の仕事を軽視しているのでは、と恐ろしく思いました。

勿論、会が一丸となって食い止めたそうですが・・・水面下で動いていそうで怖いです。

話しを戻しまして、治療を受ける側からすれば、気持ち良ければどちらでも・・・。

そもそも有資格者・無資格者の決定的な違いって何なの?と思う方も見受けられます。

今では理髪点へ行った際に、頭や肩のマッサージを当たり前のように行う場所が増えているようですし(気持ち良いと好意的な意見多数であったり、サービスなので金銭絡まずと、現状グレーゾーンのようですが・・・)無資格者自身の認識の甘さも然ることながら、気持ち良ければそれでなんでも、という、治療を受ける側へのアプローチも中々に難しいものがあるのが現実なのでしょうか。


 資格の境界線を大衆へ知らせる手段として、治療院以外の外部へ掲示する場を増やす等の他、議員(マッサージ師が国家資格である事を知らない方も少なくない様子)やメディア陣をいかに味方につけて伝えるかも大きな課題なのだと感じました。


 「災害ケア」は今大会で大注目の講義でした。

西日本でも東南海地震の可能性がある以上、311と記録される東日本大震災の後、被災者のケアを行うために鍼灸マッサージ師がどう動いたのかを知りたかったからです。
けれど聞いてみた概要は、治療内容よりもカウンセリングに関しての話しが主でした。


 治療に関しては、鍼や灸は衛生面を考慮すると扱いにくいという部分に頭を抱えるも、鍼に関しては刺さない鍼を活用すれば、と閃きもありました。しかしながら身体のケアも大事だけれど、それだけでなく一番は心のケアが必要で、何故かと思えば“傾聴・対話する”ことが発散する意味でも大事なのだそうです。

「確かに」と思う反面、PTSDの方に対して迂闊な応対はできないと緊張しそうですが・・・。


 こうした話しの中で一点、酷く腹立たしい事件がありました。

ボランティア活動として現地へ赴きながら、被災者へ治療費を請求した・セクハラ行為を行った同業者がいたというのです。思わぬ事実が発覚して煮えくり返る腹立たしさを隠せませんでした。


 大震災という被害は中々起こり得る事態ではありませんが、起きた後の対応として、そういう行為をする人に対しての注意や叱責、引き継ぎのためのカルテ作成。

治療者と言っても人である以上、治療者同士のお互いのケア等々。

同業者同士ならではの連携が取れるシステムがきちんと現場で確立できたら良いのに、と感じた講義でした。


 色々と考えさせられる内容の多い今回の大会でしたが、今年は新しい顔触れが二人も増えて、華やかで楽しい道中となりました。


 しかも他県の先生ともお近付きになれて、とても充実した日を過ごすことが出来ました。

旅は道連れ世は情け。

人の数だけ旅の密度も変わることが実感できる、そんな旅でした。


一緒に行った諸先生方に、この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

有り難うございました。





2.近藤里枝

 今年鍼灸マッサージ師会に入り、今回初めて東洋療法推進大会に参加しました。

徳島から参加する先生方の中には初めてお会いする先生もいて、ほとんどの先生とはきちんとお話する機会が初めてだったので最初は不安と緊張もありましたが、皆さん優しく面白い先生方ばかりだったので3日間楽しく過ごすことが出来ました。


 私自身、福岡に旅行に行くのが初めてでとても楽しみでした。


 初めての福岡は人が多くて賑やかで、雰囲気もとても楽しく、イメージしていた通りの所でした。

おいしいご飯を食べお酒も飲み大満足の中、唯一の心残りが屋台のラーメンを食べられなかったこと。

なので、次行った時は絶対に食べます!!


 大会1日目は、島田洋七さんの講演会から始まり、楽しくお話しを聞かせていただきました。

今回私は、「温泉とはりきゅうマッサージで健康づくり」、「一般口演」、「災害ケア」、「スポーツと鍼灸マッサージ」のプログラムに参加させていただきました。


 特に印象深く残っているのが「一般口演」と「災害ケア」です。


 一般口演では、内容が難しい所も多々ありましたが、いろんな先生方の発表を聞き、質問コーナーでのやりとりを聞くだけで楽しめて、個性的な先生が多いなという印象を受けました。

災害ケアでは、東日本大震災のリアルな現状やボランティアのお話をして頂き、ついつい聞き入ってしまいました。

災害の場に実際に足を運び、活動出来ること自体がなかなか出来ることではないと思います。

お話の中で、「私なんかよりボランティアで働いている方に施術してあげて」という風に被災地の方に言われたと聞きました。

被災された方が一番辛い中で、人のことを思いやれる気持ちがすごいなと、なんとも言えない感情になりました。


 懇親会では、他県の先生方と交流する機会がありました。


 また、学生時代の講師の先生とも久しぶりにお会いでき、お話することが出来たので良かったです。


全国からたくさんの鍼灸マッサージ師の先生が集まる、そういった場が初めてで、なかなかある機会でもないので、とても貴重な経験が出来ました。





3.松田有加

 18・19日と2日間にわたって行われる東洋療法推進大会に参加するため、私たち8名は17日の夜、徳島空港に集合し、福岡へと向かいました。

飛行機に乗るのは生まれて2回目の私。

しかもちっさいちっさいのは初体験。

おもちゃみたいな飛行機はプロペラ機と呼ばれていて、これに乗って福岡に行くという怖さと、これから福岡に行くという楽しみとでドキドキとわくわくでいっぱいになりました。

空から見る福岡の街並みはとても明るく、改めて福岡は都会だと感じました。

到着して今まで交流する機会があまりなかった徳島の先生方との食事会。

行くまでは緊張していましたが、皆さんお酒好きで話しやすく優しい方で、とても楽しい時間を過ごせました。


 18日。

いよいよ大会初日。

小説から映画にまでなった「佐賀のがばいばあちゃん」で有名な島田洋七さんによる「笑顔でいきんしゃい!」と題した記念講演。

終始笑いに包まれた話はあっという間に時間が経っていました。

その後、各会場に分かれての講演。私は「なぜ免許が必要か!」と「わかりやすい東洋医学ニュース」に参加しました。一言でいうと・・・難しい。

そして熱い!!免許のない人による施術に対する思い、一般の人のマッサージというもののとらえ方など、とにかくいろいろな先生方の思いを短時間で発表しあう。

こんなに鍼・灸・マッサージという免許に対して今まで考えたことのなかった私は、この会場にいるだけでたくさん勉強したような気分を味わえました。


 19日。

「家庭でできる健康体操」と「スポーツと鍼灸マッサージ」。

一般の人にも分かるようにというコンセプトで行われた健康体操では、実際に体を動かしながら、ストレッチや簡単な経穴を押すといったもので、説明もわかりやすく簡単なものばかりでした。

夜には懇親会もありたくさんの先生と交流することができとても貴重な3日間を過ごせたこと、全国の鍼灸師・マッサージ師が集まる貴重な大会に参加させてもらえた事に感謝します。

今年は福岡でラーメンだったので来年は静岡ということで伊豆温泉を期待しておこうと思います。



もくじへ


鍼灸マッサージカルテソフトのご紹介

業務部

 平素は本会の活動にご理解とご協力を賜り誠に有難うございます。


 さて、23年度の本会事業部会において鍼灸マッサージカルテソフト利便性やレイアウト等について吟味してきましたが、この度ようやくソフトが完成しました。


 このソフトは、鍼灸マッサージ治療院における患者のデータ管理・閲覧・印刷・保存にとても便利なソフトです。

従ってこのソフトを導入する事により、紙カルテを管理する必要がなく、紛失するといった事もなくなり、見たい時に必要な患者情報が瞬時に閲覧でき、データの長期的保存が可能となります。


≪ソフトの特徴≫

◆安価で大量の患者データがこのソフト1つで簡単に管理できます。

◆パソコン所有者の大半の人が持っているエクセルで作成していますので、高額な別売のソフトを購入する必要がありません。

◆印刷する前にプレビューにて内容確認が出来ます。

◆A4サイズの用紙に枠まできれいに印刷できます。

◆患者の来院毎に棚から紙カルテを探す必要がなく、このソフトの検索機能で迅速に当該患者をパソコン画面に表示でき業務の効率化にも繋がります。


≪ソフトの注文先≫
取扱業者:
ビーチフィールドサービス

住所:
徳島県徳島市佐古六番町5番3号

★取扱業者が営業で不在のことが多いため、当面サポートの窓口は本ソフト作成にあたり中心的に活動してきた全鍼徳島事業部までお願いします。

全鍼徳島業務部長
谷川仁士
電話番号:(088)657-6222
E-Mail:k-9269@shirt.ocn.ne.jp


もくじへ


学術研修会報告

学術部


第3回生涯研修会

日時:
平成23年10月16日(日)
10:00〜15:00

場所:
とくぎんトモニプラザ 4階

テーマ:
「女性ランナー・アスリートのコンディショニング」

講師:
四国医療専門学校非常勤講師 松浦 浩市 先生

研修単位:
5単位(基礎医学2単位・臨床3単位)

参加者:
58名(会員20名、会員外有資格者30名、学生8名)


女性は、貧血、月経異常、冷え症、?血、精神不安定などから、頭痛、肩こり、腹痛、腰痛、体重変動などの症状や骨粗鬆症、疲労骨折、シンスプリント、外反母趾、足底筋膜炎など様々なスポーツ傷害が起こるが、その大きな要因は冷え症にある。


午前中は、それぞれの傷害について症状、対処法について、症例をあげて講義していただきました。


午後の実技では、冷えを改善する方法として、下腹部と下肢に置鍼し、腹部にホットパックを使用すると10分ほどで足先が温かくなってきました。

その後、下肢、股関節、肩甲帯、脊柱に対するストレッチ、関節運動などを実技指導に沿って受講者でペアになり実践しました。

県師会HPの研修案内により、会員外や学生の参加も多く、活気ある研修会でした。




第4回生涯研修会

日時:
平成23年10月30日(日)
10:30〜16:00

場所:クレメントプラザ 5階 クレメントサロン

テーマ:
「美容鍼の実際」

講師:
四国医療専門学校鍼灸マッサージ学科
鍼灸学科学科長 大麻陽子先生

研修単位:
医学教養(2単位)・臨床(4単位)

参加者:
27名
(会員20名、会員外有資格者3名、学生1名、一般3名)


 午前中は、美容鍼の効果、皮膚の構造、美容経穴、しみ、たるみ、シワなど症状別施術法の講義があり、午後は、セイリンJ15タイプ(01・02・03)を使用して実技指導いただきました。


仰臥位で顔のバランスチェック、下肢の柔軟性、腹診、脈診などの後、全体を調整する鍼を足三里、豊隆、蠡溝の高さで胃経上の3か所に置鍼した状態で、頸部のストレッチ、側頭筋・眼輪筋に丁寧な押圧を行う。

伏臥位で背部に置鍼。

最後に仰臥位で頭部、顔面の神庭、臨泣、正営、太陽、聴会、頬車などに置鍼。

受講生が取り囲むなかにあっても、先生の丁寧な手技と語りかけでリラックス空間が広がっており、美容鍼の重要な要素だと感じました。


最後に一般の方にも分かり易く東洋医学に基づく美肌効果、美容鍼の成り立ちなどについて公開講座もしていただき意義深い研修会でした。



第5回生涯研修会

日時:
平成23年11月20日(日)
14:00〜16:15

場所:
徳島ワシントンホテルプラザ

テーマ:
「地域社会と臨床心理学の関わり」

講師:
徳島文理大学人間生活学部
心理学科教授 島 治伸先生

研修単位:
医学教養(2単位)・臨床(1単位)

参加者:
42名
(会員38名、一般4名)


公益社団法人移行に伴う臨時総会の後、記念講演として地域(コミュニティー)心理学の分野が誕生した背景や領域、そこで臨床心理士がどのように関わって活躍しているかなどについてご講演いただきました。


特に、心の健康に関して、学校、福祉、産業界など色々な分野で専門性をもって活動している専門家(コンサルティー)を臨床心理士がサポートして問題解決能力を向上させるコンサルテーション、困難を抱えた者が互いに助け支えあうセルフヘルプの場合など、臨床心理士がコミュニティーと深く関わっていることを理解することができました。

もくじへ


四国合同研修会ご案内

学術部


 さて、平成24年2月18日・19日に本県で開催の四国ブロック協議会に合わせて、四国合同研修会(第6回研修会)を下記の通り実施致します。

業団の大きな動きと全身疾患とも関連の深い歯周病について、四国の会友と共に研修いたしましょう。


1.日時:
平成24年2月19日(日)
10:30〜14:30

2.会場:
徳島ワシントンホテルプラザ
徳島市大道16-61-1
TEL088-653-7111

3.午前の部:
10:30〜12:00

会長講演:
『業団の活動と公益活動について』

講師:
全日本鍼灸マッサージ師会 会長 杉田久雄先生

研修単位:
医学教養2単位


4.午後の部:
13:00〜14:30

テーマ :
『歯周病について』

講師:
松本歯科小児矯正歯科医院院長 松本拓哉先生

研修単位:
基礎医学2単位


5.参加費:
会員(2000円)
会員外(3000円)
学生(1000円)

※昼食付き
(不要の方は、申込時にお知らせ下さい)


6.申込締め切り:
2月14日(火)


【申込先】
・学術部
泉木礼子(0883-52-5545)

・総務部
宮本常宏(088-665-3523)

もくじへ


東洋医学会と共催する研修会ご案内

学術部


主催:
東洋医学会徳島県部会

共催:
徳島県鍼灸マッサージ師会

日時:
3月18日
13:00〜16:30

会場:
クレメントサロン
(徳島駅ビル クレメントプラザ5F)

研修単位:
【医学教養(1単位)・基礎医学(2単位)・臨床(1単位)】

申込締め切り:
3月13日(火)

参加費:
無料


内容

12:30〜
受け付け開始

13:00〜13:30
「冷えに対しての漢方治療」
医療法人東洋病院 清水輝記 先生

13:30〜14:15
「耳鍼の有用性について」
岡内内科 岡内宣三 先生

14:15〜14:30
休憩

14:30〜15:30
「呼吸器の漢方〜短期決戦のコツと使い分け」
医療法人たかはし内科 高橋浩子 先生

15:30〜16:30
「患者指導に応用できる藥膳について」
医療法人東洋病院 栄養部栄養課長 竝川祥子 先生


【申込み先】
・学術部
泉木礼子(0883-52-5545)

・総務部
宮本常宏(088-665-3523)

もくじへ



四国ブロック協議会ご案内

総務部


名称
平成23年度 全鍼師会・四国ブロック協議会


期日
平成24年2月18日(土)午後1時より19日(日)午後3時


会場
徳島ワシントンホテルプラザ
徳島市大道1丁目1-21


内容
基調講演・各県師会提出議題の協議及び活動報告・特別講演・公開講座

もくじへ



《編集後記》

今回の会報は情報盛りだくさんとなりました。


本会中野会長が藍綬褒章を受章されました。

本当におめでとうございます。

本会発足前から鍼灸マッサージ業会にてご活躍され、40年以上この業会を牽引されています。

昨年からは全国の保険局長代行となられ、厚生労働省との定期協議のために東京へ度々行き、超多忙な日々を送られていることと思いますが、今後ともご健康にご留意され全国の業友をお導き下さい。


臨時総会・公益活動としての奉仕活動の報告も掲載しています。

今回初めて鍼灸展のお礼として徳大の担当の方からの文章を載せています。


全国大会の報告では入会間もない若い女性会員のいきいきとした感想に明るい将来を見た感がしました。


カルテソフト紹介・学術研修の報告や案内も是非ご一読下さい。


2月には四ブロが本県で開催されます。

中央の会長の最新のお話や我々に直面している諸問題の協議が予定されています。

是非この機会にご参加され熱い業会の雰囲気を感じ取って頂けたらと思います。



ご意見、ご要望、ご感想などがございましたら、総務部 宮本常宏・中野善仁 までお願いいたします。

発行所
公益社団法人 徳島県鍼灸マッサージ師会

事務局
〒770-0831
徳島市寺島本町西1丁目60-5
中野ハリ灸院内

TEL&FAX
088-625-2412

URL
http://www15.ocn.ne.jp/~tokusima/


もくじへ





 

 
   

会員の個人情報に関するお取り扱いについて