第16号 平成17年1月1日発行
● も く じ ●
会長挨拶
請願書採択
第3回全鍼師会大会in道後に参加して
16年度第1回合同学術講習会の報告
保険部だより
療養費・労災の料金表 ※料金改定により削除しました
経営委員会からの報告
青年女性部の活動
三法人が協調しての活動
いろいろな共済制度のご案内
今年度に行われた主な行事事業報告
17年度全鍼事業日程
その他のお知らせ
編集後記
新年のご挨拶
会長 中野義雄
|
|
平成17年の年頭にあたり謹んで新年のお慶びを申し上げます。本年も本会の活動にご理解ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
さて、昨年は台風、地震と大きな災害に見舞われ各地に甚大な被害を及ぼしました。
ここに被災されました皆様に対しまして謹んでお見舞い申し上げます。また被災地への義援金につきましては引き続き募集いたしておりますので宜しくお願いします。 |
本会の活動状況をお知らせします
@難しかった保険取り扱いの制度が分かり易く「マニュアル化」されました。保険取扱いの指針となる「療養費取扱いの留意事項」が厚生労働省から発出されました。
Aはびこる無資格業者に対し、県議会で請願書が採択されました。全国では25道府県。あはき法(217号)を遵守し、違法行為者の取締を徹底せよ!という請願です。
B違法行為者撲滅のカンパ、本県は23万4千円、会員率で全国一位。全鍼師会の違法行為者対策の活動資金として昨年9月末で一千万円に達したそうです。
C県下の業務団体・三法人が協調しての合同活動が大盛況。三法人共催での活動「おぎゃっと21・徳島新聞カルチャー・新聞広告・一泊研修・スポレク祭ボランティア・学術研修・忘年会・各種折衝活動等々」。
D本会ホームページを開設 アドレス http://www15.ocn.ne.jp/~tokusima/
パソコンをお持ちの方是非アクセスして下さい。
D経営と業務をサポートするための経営委員会を設置しました。新規開業、経営改善、業務のスキルアップを支援します。
私どもを取り巻く業務環境は非常に厳しいものがありますが、本会として上記の活動に全力を投じております。どうか会員皆様のご協力をお願い申し上げます。どうか本年が皆様にとって、また会にとって実り豊かな良き年でありますよう心より祈念申し上げます。
|
▲もくじへ
徳島県議会で我々の【請願書】が採択されました!
「無資格者撲滅運動」の資金カンパに感謝
会長 中野義雄
全鍼師会の無資格者対策の一環として、本県でも県・医療政策課、保健所、警察、ハローワーク等へ無資格者撲滅に向けての働きかけを行って参りましたが、この度、徳島県議会議員・竹内資浩先生(紹介議員)のお世話を頂き、県議会(遠藤一美議長)に「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律ならびに関係法令の遵守と違法者取り締まりの徹底強化に関する請願書」を県下の法人三団体が協調して提出致しましたところ、16年3月24日、満場一致で採択されました。
徳島県下でもカイロ、整体、クイックマッサージ、エステ、リフレ等々と言った無資格業者の増加は著しく、私たちはこの請願の採択を盾に積極的に取り組みたいと思っております。
また、会員の皆様には全鍼師会の「無資格者撲滅運動」を支援して頂くための「寄付およびカンパ」をお願い致しましたところ、9月末時点で23万4千円という全国の会員率ではトップの資金応援を戴きました、心から感謝と御礼を申し上げます。
尚、全国の集計では9百71万1千5百円です。
ここに誓願の原文を戴きました愛媛県師会長の武田先生、誓願の提出を快く引き受けて頂き力強いご支援を戴きました遠藤一美議長に深く感謝申し上げると共に、何より私どもの誓願に一から十までご指導ご鞭撻を賜り、また会派間の調整、理事者・関係当局への根回しと大変なご尽力を戴きました紹介議員の竹内資浩県議には幾重にも感謝と御礼を申し上げる次第です、有り難うございました。
平成16年 3月 4日
徳島県議会議長
遠 藤 一 美 殿
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師
等に関する法律ならびに関係法令の遵守と
違法者取締りの徹底強化に関する 請願書
紹介議員
竹 内 資 浩
提出者
社団法人徳島県鍼灸マッサージ師会
会長 中野義雄
住所 〒770−0831
徳島市寺島本町西1丁目60−5
電話(088)625-2412 (FAX兼用)
他2団体
請願の趣旨
昨今、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律ならびに関係法令を無視した脱法行為が目立ち、関係者はその対策に難渋いたしております。
つきましては、国及び県において正しく且つ厳正な法令の運用が図られますよう、貴議会におかれまして、徳島県知事宛と内閣総理大臣並びに厚生労働大臣宛に「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律ならびに関係法令の遵守と違法者取締りの徹底強化についての意見書」を採択下さいますようお願いいたします。
無資格業者逮捕の記事 ー 【請願書】採択実る ー
(徳島新聞・朝刊より)
|
▲もくじへ
第3回全鍼師会大会in道後に参加して
昨年夏の7月25日(日)・26日(月)の両日「第3回全鍼師会大会in道後」が開催され本会からは15名の会員が参加しました。会場となった道後プリンスホテルは、日本最古の名湯といわれる道後温泉が近くにあり、松山市内はのんびりした坊ちゃん電車が走っておりました。こうしたリラックスできる環境の中で、久しぶりに会う業友と再会を喜び、日頃の思いを時間を忘れて語り合いました。今回、参加された皆さんから2日間にわたった大会の感想をまとめていただきました。
愛媛からの帰りには、美味しいビールをいただきながら、参加しての感想や報告会を行いました。
★宮本 常宏
「各地方で頑張っているところは頑張っているな!」今回の大会では標記の通り感じた。
まず、神奈川県の川崎市では介護予防に参入していこうとしている。
介護保険とは別予算の寝たきりや転倒の防止を目的とし、介護保険を必要としない元気な高齢者を支援する施策です。
来年夏には保険者権限が各市町村に移されるので市町村では、現在その介護予防システムのプログラム作りに着手しているので業団として参入を働きかけているというもの。
鍼灸マッサージはそれ自身が「治未病」であり、鍼灸マッサージを受けることが介護予防そのものとしてアピールしているという。
島根県では、「福祉政策を中核としたまちづくり」に鍼灸マッサージが参入しているという。これは全国の自治体から視察に来ている模様。
また、スポーツ大会での鍼灸マッサージの無料施術ボランティアでは、今までは全てこちらで用意し奉仕していたが、スポーツセラピーの先進県では子細は大会本部と体協が準備し我々は派遣要員を準備するだけという状態らしい。
日当等の経費も充当されマネージメントとしても成り立つらしい。
全国各地方で知恵を絞り各諸制度に食い込んでいる様は我が徳島県師会も最も得意とするところ。
早速大会3日後の3法人会で介護予防について協議することとなった。
この原稿はその3法人会の前に書いているので、約半年後に発行される会報とはタイムラグがあるので、その後の経過については別段で参照されたい。
★林 政夫
愛媛県で開催された本年度の大会は介護予防の話や経営の話、スキンタッチから鍼灸を広げよう…などいろいろな話を聴くことができて大変よかったと思います。
来年度は青森の三沢で開かれるとのことなので是非また参加したいと思います。
★高島 弘和
この大会に参加して、業界を取り巻く諸問題に対する全国業友の意識の高さに驚かされました。
無資格者対策・保険問題・介護保険に対する新しい取り組み等々、今回も多くのことを学ばしていただきました。
この大会を通じて各方面の先進県より学んだことを、徳島においても進めて行くことが業界の発展につながると思いますし、進めて行きたいと思っております。
また、今大会は地元愛媛県師会からの依頼で四国四県が協力師会となって運営にあたりました。
なかでも徳島の会員が行く先々で、地元の愛媛県師会に溶け込んで積極的に運営にあたっているのを感じ、私自身何の役にも立たなかったことはさておき、自分がしたことのようにうれしく思いました。
皆様におかれましては、本当にお疲れさまでした。
来年も一人でも多くの会員がこの大会に参加され、全国の業友と接していただき肌で感じていただければと思っております。
★中島 智美
3回目となった全鍼大会、今年の開催地は愛媛県の道後でした。
四国ブロックが協力して運営に当たる事となっていましたので、前日のお手伝いから参加しました。
当日は、ほぼ全ての会場をまわりました。
どの会場でも熱気にあふれており、白熱した議論がなされていました。
懇親会の後で、道後温泉本館まで足を伸ばして温泉を楽しみましたし、茶話会では他県の先生方とも交流が出来、パワーをもらえました。
大会からの帰りには「アサヒビール園」でのジンギスカン食べ放題を満喫しましたし、心もお腹も充実した大会でした。
第4回の大会は青森県で開催されます。
沢山の方と、この楽しさを共有したいと思いますので、ぜひ、一緒に行きましょう!!
★八百原 義正
私は本県の15人とともに7月25日〜26日に愛媛県の道後で開催された第3回全鍼師会大会in道後に参加しました。
今回のメインテーマは無資格者対策であったと思いますが、特別講演で塩崎恭久衆議院議員が、「あはき法第1条の定義がはっきりしていないため現状では無資格者を全て排除することは困難であり、正々堂々と選別をして差別化をしプロとしての違いを示すべきであり、それが何より一番賢明な方法である」と述べたことに強く同調しました(だからといって何も無資格者対策活動をしないのではなく出来ることは小さなことでもマメに一生懸命取り組むべき)。
また保険関連では中央の吉井保険局長の話の中で触れていた近々出ると思われる「鍼灸マッサージの療養費の支給に係る留意事項」がどのようなものなのかということに少し興味をもちました。
それから分野は少し違いますが、神奈川県等が取組始めている介護予防に魅力も感じ本県でも早急に色んな視点から県や市町村にアプローチし、業団三法人で動き始めています。
最後にこの大会の運営に係った愛媛県師会並びに中央の役員の皆さん、また関係者各位に心より敬意を表します。
★木下 義博
大会前日の24日(土)の午後3時に道後プリンスホテル到着。
愛媛県の会員の先生方と明日の資料・土産等の袋詰めを手伝う。
それが終わる頃に、神奈川県の小川眞悟先生がギプスを巻いて三角巾で固定して現れた。
青森県の笹川先生と何やら話しているのを横から聴いていると、介護予防事業の件である。
この件を全国の業友に伝えようと、慌てていて空港で転んで骨折したらしいです。
小川先生の熱意に脱帽感謝。
その夜、杉田会長・中野先生はじめ数人の先生方と小川先生の介護予防のプレゼンテーションを拝聴。
分科会での発表の内容を杉田会長より訂正を受け許可される。
現実に介護予防サービスに参入できると、国民からの鍼灸マッサージへの認知度は、格段に上がると思われる。
新しい事業展開を期待して、わくわくする思いがあった。
1日目の懇親会の後の茶話会でも、小川先生は自前のプロジェクターを持ち込んで、全国の先生方に熱心に語られた。
本当に今がチャンスだーーー!と思いが伝わってきた。
|
★石山 清美
今年の全鍼大会は、7月25・26の両日に「みんなで創ろう明日の業界」をテーマに松山市の道後プリンスホテルで、参加者440人余りが集まり盛大に開催された。
今大会では一般公開特別講座と八つの分科会が行われ、経営力や組織力の強化策無資格者問題等を廻って多くの意見が交わされた。
無資格者問題については、長年の懸案であり事あるたびに議論されてきたことであるが、未だ解決の糸口すらつかめていない。
このことについて地元選出の「あはきを考える国会議員の会」の塩崎泰久氏は、あん摩マッサージに定義がないのが問題である、と述べている。確かにそのとおりである。
一日も早くあはき法を改正し、あん摩マッサージ師圧の定義を明確にすべきである。
組織対策部会では、業界変革のアイデイアとして、十項目に渡る提案説明がされたが、卒後研修の義務化以外は何れも具体性に乏しく、組織率のアップにつながるような案は見つからなかったように思う。
今回参加して感じたことは、若い会員の参加者が非常に少ないことである。
今全鍼師会はこれ以上の会員の減少を食い止め組織の拡充を図る為、行権の擁護、経営の安定等の方策を打ち出す必要があると思われる。
★楠 彰浩
全国から一同に集まったこの大会では、それまで顔を合わせた事のない先生方と興味ある話が出来て大変、有意義な時間を過ごせたと思います。
★青木 恵
今年は道後で行われ、そこに全国から集まった先生方の多さに驚かされました。
2年前に参加させていただいた時に比べても多く感じました。それだけ会の活動に参加する方が増えたからでしょうか・・・。
この会に参加して魅力なのは、他の県の先生方のいろんな考えや方針を聞けることです。
大変刺激になります。
また帰りのビール工場での焼肉もおいしい刺激になりました。
★坂本 貴子
道後大会は同じ四国ブロック内で開催されるということで、徳島県師会もスタッフと言う気持ちで臨んだ大会でした。
会長と共に執行部5名が前泊し前日よりお手伝いさせて頂き、私もその一員でした。
ご参加の先生方からは、スタッフの対応に大変よろこんで頂きました。
今回の大会は私にとって特別な思い入れのある大会でもありました。
私がお手伝いをさせて頂いた分科会よりご報告させて頂きます。
私は4年前より青年局・女性局の運営委員として「経営力の強化」をテーマにお手伝いさせて頂いておりますが、この道後大会の中で青年局・女性局が担当する分科会【青女コミュニティー】の資料にするため、経営素材を集めて一冊の本にした「経営ガイドブック」を作成しました。
この作成にあたっては、全国の青年部長・女性部長の協力を頂き素材を収集し、又インターネットを利用し全鍼交流ML、青女ネットでも素材提供を呼びかけ、2ヶ月足らずで350を超える素材が集まりました。
しかし、編集するのに時間が足りず、大会直前(愛媛出発の前日の晩)になんとか間に合いました。
こうして完成した「経営ガイドブック」(118ページ)を使っての分科会は感慨深いものがありました。
徳島からは保険部長の木下先生から自賠責・労災・生活保護の取り扱いポスター、八百原先生から保険推進(往療マッサージ)のチラシを提供して頂き、私も自作の電子カルテを紹介させて頂きました。
初版は300冊を製作しました。
そして11月には200冊、今年に入り追加200冊を増刷ました。
各県師会では新規開業者の手引書として活用して頂き、講習会にも使って頂いております。
それからもう一つご報告したいことは、徳島県鍼灸師会青年部長の篠原新作先生を特別ゲストとしてお呼びし、ご講演を頂きました。
「親子スキンタッチ会の活動」という演題でご講演を頂いたのですが、老人産業といわれる医療業界の中で「スキンタッチ」という小さな子供さんをターゲットにした新たな活動は県や市町村の公共施設使用し、各地域のボランティアを巻き込みマスコミを利用した鍼灸の普及啓蒙活動となり全国に広がりをみせています。
この活動はマスコミを通じて大会に参加されていた先生方の中にもご存知の先生が多く、「スキンタッチ」の活動が、地域に根付き成功していく過程での苦労話には皆感銘を受け、この活動の将来を展望し熱い思いを語る篠原先生から多くのエネルギーを頂きました。
今回、全国の青年女性の先生方が“経営力の強化”というはっきりとした目的意識をもって一つの事業(今回はガイドブックの作成)を行ったことで、友情と信頼そして団結力が生まれた事は大きな意義があったと思います。
その表れとしてこの大会では全国の青年部長、女性部長の参加率は約8割(79%)となり関心の高さが伺えました。
将来業界をリードしていく若い力に期待したいと思います。
4回大会は笹川会長率いる青森県で7月17・18日の2日間古牧温泉で開催されます。
楽しい企画を考案中との事ですので、会員の皆さん“元気を頂きに”青森大会に一緒に参加してみませんか!
|
▲もくじへ
16年度第1回合同講習会の報告
学術部長 坂本 貴子
平成16年8月29日(日)徳島市内のホテルにおいて、学術講習会を開催した。
徳島県あん摩マッサージ指圧師会、徳島市鍼灸マッサージ師会との協賛で行い、参加者は25名でした。
医療面接の目的は、以下の3つにまとめられる
@ 良好な施術者患者関係を作り出す。
A 患者から必要な情報を聴き出す。
B 患者に対して説明や教育を行う。
臨床の現場では、面接の目的によってこの3つの機能のうちどれかに重点が置かれることになる。
1.「医療面接」から
午前中は徳島大学統合医療教育開発センター長の玉置俊晃教授を講師にお招きして「医療面接」について勉強した。
人と人との出会いから始まる医療において“言語”“コミュニケーション”の重要性を改めて認識すると共に、人間愛あふれた真の医療人をめざして人間性を磨いて行きたいと感じた。
今の医療は5分間診療と言われるように、医療者と患者との触れ合いによる癒しなどの医療における人間的な側面は置き去りにされ、非人間化された医療に対する様々な批判は患者サイドから起こって来ている。
最近になって、全国の医学部や医科大学において医療コミュニケーション、医療面接技法の教育が積極的に取り入れられ始めた。
徳島大学でも今年度より統合医療教育開発センターが設置され新たな取組みが始まった。
おそらく数年のうちには、医療面接の技術、態度が一定の能力に達しないものは医師になれないという時代が間違いなく来るといわれている。
医療面接は、単なる技術ではなく、それは施術者と患者との関係性、心の触れあい、そしてそれによる癒しの神秘に係わるものであり、奥の深いものである。
「患者(patient)」とは“苦しみに耐え忍ぶ人”という意味であり、そのそばにいて必要があればいつでもその苦痛を和らげようと努力するのが、医療従事者(施術者)の本来の姿である。
私たちは患者に対し常に奉仕すべき立場にある専門職なのである。
施術者患者の関係とは、援助の専門家と援助される者という一種の役割関係はあっても二人の人間として平等である。
平等な立場に立って、良好な施術者患者の関係を形成するためには、3つの重要な要素「受容(受け入れること)」「共感(患者の苦しみを共有しようとする心の働き)」「臨床能力」がある。
私たちは難病や進行性の病で苦しむ方に接する機会も少なからずあります。
そうした時、私たちの言動がいかに患者に影響を与えるか、又初診の患者の場合は不安をのぞき安心を与えるためのコミュニケーションは重要です。
医療従事者として患者から信頼を得られるよう、治療を通じて学ばせていただくという気持ちを忘れず、日々の臨床に取り組んでいきたいものです。
※注
ご講演の中では“医師”と表現されていたところを、身近に感じて頂きくために文章の中では“施術者”と表現させて頂きました。
2.講習会「介護予防」から
午後からは、徳島県保健福祉部長寿こども政策局長寿社会課 介護保険担当 松田 栄一様に「介護予防について」ご講演をいただきました。
「介護予防事業」という新たな取り組みは、現状の介護保険では要介護度が重くなる一方である中で、高齢者の寝たきりの原因になりやすい「衰弱」「骨折・転倒」などを予防し、長い高齢期を元気でいきいきと過ごすための取組みで、その重要性に対する認識が高まっております。
今回、県の担当者をお呼びし介護保険の現状や介護予防事業について学びました。
長い高齢期を元気でいきいきと過ごしたいというのは国民すべての願いです。
これから取組みが始まろうとしている介護予防の事業においても地域のなかで貢献できるよう組織あげて取り組んでいかなければならないと感じました。
|
▲もくじへ
保険便り
保険部長 木下義博
2005年あけましておめでとう御座います。
災い転じて福となす!と成りたいものです。
T:療養費対象疾患増える
今年度は、10月1日付で厚生労働省保険局医療課長通知(保医発1001002号)が出され「はり師、きゅう師及びあん摩・マッサージ・指圧師の施術に係る療養費の支給の留意事項等について」大きな前進があった。
その中で、はり・きゅう療養費の支給対象として、今まで認められていた
@神経痛
Aリウマチ
B 頸腕症候群
C五十肩
D腰痛症
E頸椎捻挫後遺症
の他に、慢性的な疼痛を主症とする類症疾患も認められ
Fその他
の欄が診断書に追加されました。
U:介護予防はじまる
斯界通信1月号に、本会の推薦する参議院議員の武見敬三先生が、年頭のご挨拶の中で、
「この度、介護保険制度改革の議論の中で初めて予防給付が検討対象となり、介護予防が現実の政策課題となるに至りました。
この介護予防は、ただ単に要支援・介護度1・2の方が介護度3・4等に重度化することを阻止するのみならず、介護保険の非該当者の中でリスクファクターの多い高齢者の方を特定化した上で、臨床的に効果の上がる方法で予防給付を提供することも実現されなければなりません。
そこでは、人間が本来持っている自然治癒力を活性化するマッサージ、鍼灸の果たす役割は極めて大きく、医学・医療分野との連携を確保しつつこれらの予防給付の中で一定の役割を果たすことが望まれます。
このように、さまざまな社会保障制度の中において、マッサージ・鍼灸の役割を、事後的施術という側面のみならず予防給付の側面も勘案しつつ、未来志向で拡充していくことが大切です。」
と私達にエールを送ってくれています。
平成18年度から本格的に介護予防事業がスタートしますが、平成17年度は各市町村でモデル事業が実施され、その中で介護予防効果がみとめられたメニューが正式に新予防サービスに認められ、新予防給付が受けられる。
現在考えられているメニューは
@筋力向上トレーニング
A低栄養予防教室
B転倒予防教室
Cフットケア教室
D認知症予防教室
E口腔ケア教室
F尿失禁予防教室
等がありますが、武見先生の云われているように「予防医学」を得意とする私達が一定の役割を果たすことが出来るように、業団一致して産学協同で新たなメニューを開発するか、上のメニューに参加させてもらうか、今が正念場です。
そこで徳島方式の鍼灸マッサージを応用した新介護予防メニューを募集中。
高齢者に無理なく楽しみながら、痛みを取りながら筋力アップできる様な、利用者・行政(保険者)ともに納得のいくような、利用プログラムを開発しませんか。
介護予防には目標と継続が必要。それには、しっかりした指導者と常に効果の検証が欠かせない。介護予防は高齢期の「生活の質」を高めるためにある。
(1月1日徳島新聞)
|
▲もくじへ
経営推進委員会からの報告
委員長 谷川 仁士
昨年1月31日に「新規開業者支援と経営改善支援を行う」ことを目的に「経営推進委員会」を組織。
◆メンバーとその構成
メンバーは複数店舗を展開し事業拡大している先生、個人開業の先生、個人治療院勤務している先生、病院勤務の先生、従業員を雇用している先生など様々な環境で仕事をしている先生方6名で構成。
◆開催日
今年度は月1回のペース開催し計6回開催。
第1回平成16年4月12日、第2回平成16年5月29日、第3回平成16年6月26日、第4回平成16年8月3日、第5回平成16年10月23日、第6回平成16年12月18日。
◆内容
1、メンバーがそれぞれ得意分野を担当し研究。たとえば@経営、金融 A起業(新規開業)B営業 C経理、事務など
2、パンフレット、名刺、問診表、院内掲示物等参考になる徳島版の標準的なものをつくる。(現在進行形)
3、患者への対応について議論を行う。これがきっかけとなって夏には徳島大学の教授を招いて「医療面接」について講演が実現。
4、今年に入り1月末には、会員に向けて経営に対しての意識を高めてもらうようアンケートを実施。2月末の委員会ではこのアンケート結果の分析し会員の要望に沿った運営していきたい。
治療院経営に関するアンケート
該当する項目に○を付けて下さい
1.経営に興味がありますか (はい・いいえ)
2.収入に満足していますか (はい・いいえ)
3.他の治療院形態が気になりますか (はい・いいえ)
4.経営について自分なりに努力していますか
該当する項目に○をつけて下さい
1)広告宣伝
2)ホームページ
3)屋外看板
4)院内掲示物・パンフレット等
5)BGM・内装等(安らげる雰囲気)
6)白衣を着用
5.健康保険について
1)取り扱っていますか (はい・いいえ)
2)患者からの問い合わせや希望は多いですか (はい・いいえ)
保険を取り扱っていない方にお伺いします
1)将来、健康保険を取り扱いたいですか (はい・いいえ)
2)取り扱っていない理由を教えて下さい
A 保険制度が難しい
B 同意書・診断書がとりにくい
C 申請事務が複雑
D 料金が安い
E 取り扱わなくてもやっていける
6.経営形態改善について
1)施術所の改装(待合室・玄関等)
2)治療機器・ベット・衛生設備等の導入を考えている
3)治療システムを変えたい
4)雇用を考えている
5)料金形態をみなおす
6)患者とのコミュニケーション
7.本年度より本会のホームページを開設しましたが・・・
あなたの治療院ではコンピューターを経営に活用していますか (はい・いいえ)
はいと答えた方にお伺いします
コンピューターをどの様に活用していますか。
1)カルテ管理
2)確定申告
3)保険請求
4)パンフ・ダイレクトメール・名刺等の作成
5)医療情報の収集
6)ホームページの作成
8.確定申告についてお伺いします
1)白色申告
2)青色申告
3)税理士に依頼
9.あなたの治療院の良いところ、悪いところを教えて下さい。
( )
10.経営委員会に望むこと
1)個別相談に対応して欲しい
2)経営に役立つパンフ等の見本を提供して欲しい
3)経営に関する講習会をして欲しい
4)その他ご意見をお聞かせ下さい
( )
勤務されている先生方にお伺いします。
1.将来開業を考えていますか (はい・いいえ)
2.治療院経営に興味を持っていますか (はい・いいえ)
3.開業にむけて努力していることはありますか
( )
4.開業するとしたらどのような形態を考えていますか
( )
|
▲もくじへ
青年女性部の活動
ボーリング大会!2004
青年女性部長 楠 彰浩
平成16年9月5日(日)佐古のダイアレーンでボーリング大会を開催しました。
普段、運動していないツケがこんなところで出てしまうとは… と反省しきりのボーリング大会でした。
今回が初めてのボーリング大会だった為か、参加者が少なく参加者ほぼ全員に景品が当たったようでした。
今年も夏か?秋にはボーリング大会を開催したい、と思いますので奮ってご参加ください。
岡田 亮
夫婦共に参加させて頂きました。
参加された先生方みなさん普段見たことのないくらい真剣な顔で夢中でプレーしていて、大変盛り上がりました。
僕ら夫婦もあわよくば上位入賞をと夢見ましたが1ゲーム目から(商品獲得への?)気迫に圧倒され、早くも挫折。
その後、最終ゲームまでもつれこんだトップ争いは息を飲む展開でした。
打ち上げは残念ながら参加できませんでしたが、ゲームの余韻をひきついできっと盛り上がったことでしょう。
第二回ボーリング大会の開催を心待ちにしています。
秘密特訓で腕磨いてま〜す!
|
▲もくじへ
三法人が協調しての活動
近年の本会・日鍼会・日マ会の県内業団三法人の協調活動は、無資格者対策だけでなく自賠責損害調査事務所をはじめ各保険者や行政、政治関係者等へ我々鍼灸マッサージ業者のPRすると同時に信頼が高め、各会員または県民にとってもメリットも大きいと確信しています
1.第11回徳島県スポーツレクリエーション祭の報告
業務部長 谷川 仁士
徳島県でスポーツレクレーション祭が初めて開催されたときから実施してまいりました、スポレク祭のボランティア活動が三法人協調で実施されました。
11月3日、鳴門総合運動公園体育館にて「はり・マッサージのボランティア」を19名の三法人会員で行い受療者は70名と、大好評、大盛況でした。
このスポレク祭では、スポーツやレクレーション活動を通じ、県民の健康増進を図るとともに、はり・マッサージ施術の提供により身体的要因の予防や治療を含めたコンディショニングを目的としています。
尚、併せてはり・灸・マッサージの普及および啓蒙の目的も大いに含んでおります。
次年度からはスポレク祭の開催形式が変わりますが、県が主催する行事に直接関わる大切な啓蒙活動であり、日マ会日鍼会と協調で実施するボランティア行事でもありますし、何らかの形で続けますので是非ご参加、ご協力下さい。
2.おぎゃっと21に参加して
少子化が進む中で子育てを考え支援するイベント「おぎゃっと21」がゴールデンウィークの5月3日・4日(はぐくみ徳島実行委員会、徳島新聞社主催)行われ、会場となった徳島市内のアスティとくしまには、二日間で約14,000人の親子連れやカップルが訪れた。
このイベントに徳島県鍼灸師会、徳島県あん摩マッサージ指圧師会と協調しボランティアを行った。
元気な子供たちの熱気に包まれ、父母らは育児方法や子供の健康管理を熱心に学んだ。
私たちはゾーンに分かれた会場でおもに育児に携わる方々のマッサージなどを行った。2日間の受療者は約400人。
三法人合わせて120名がボランティアとして参加しました。
3.自動車賠償責任保険への対応
副会長 八百原義正
一昨年から、自賠責損害調査事務所担当者の方と随時話合の場を持ち、毎年業団3法人の会員名簿を提出しています。
徐々にそういった成果が現れ、自賠責保険の取扱いが円滑に出来るようになったことは勿論、事故担当者から手続きの際にも「貴院は法人会に入会しておられる治療院でしょうか?」等の問合せがよくあるという報告を聞きます。
他県において無資格業者の取扱いがあったとの話を聞き及んでの定期的な話合や名簿提出が功を奏しています。
更に名簿者以外の取扱いについては自賠責損害調査事務所より本会に問合せてもらえるようになりました。
本年度の活動においては、自賠責保険でもただ一つ窓口が異なり取扱いにばらつきのあった農協関係の自賠責保険を統括するJA共済連徳島自動車部自動車損害調査サービスセンター損害調査課と折衝しより円滑な取扱いに努めてもらえることの承諾を得たのは大きな成果です。
4.第1回三法人合同一泊研修
副会長 八百原 義正
ここ数年県内業団三法人では色々な活動を共催で開催し始めましたが、本年7月に「四国三郎の郷」で施設を借りて三法人一泊研修を実施しました。
町中を離れ、日頃の疲れを払拭し自然に親しみホッと一息有意義な旅行となるとともに各法人間の結束を強め、懇親を深めました。
1日目の夜には阿讃山脈に囲まれてのバーベキューパーティー、また2日目には中曽根徹先生に「スポーツ界における鍼灸マッサージの役割と位置づけ及び臨床の実際」についてご講演頂き、実技を交えた日々の臨床に役立つ学術研修を行いました。
尚、参加者からは大変好評だったので来年以降も継続してこの様な行事を実施する予定です。
■日時
平成16年7月3日(土)午後2時30分〜7月4日(日)午後2時
■場所
四国三郎の郷 オートキャンプ場 徳島県美馬郡美馬町字境目
■参加費
A参加(全日程に参加)12,000円
B参加(宿泊・朝食なしの参加) 8,000円
C参加(学術講習会又は夕食会のみの参加) 4,000円
■参加人数
日鍼- 5人、日マ- 6人、全鍼-13人 合計24人
5.三法人 忘年会!2004
青年女性部長 楠彰浩
12月12日徳島市内のホテルで三法人合同の忘年会を行いました。
三法人合同の忘年会は今回で2回目ですが、私が参加させていただいたのは初めてでした。
豪華景品を用意し、ビンゴゲームなどを楽しみました。
それまで顔を合わせた事のない先生方と興味ある話しが出来て、有意義な時間を過ごせたと思います。来年もぜひ行いたいと思います。
6.第14期 徳島新聞カルチャーセンター
下記は徳島新聞で紹介された記事ですが、講師には各法人から担当者を派遣し、半年間で12回の教室を行いました。
この教室は県内の三カ所で行われ、徳島新聞で繰り返し講座が紹介されることで鍼灸マッサージの啓蒙普及活動になります。
又担当した先生方は1時間30分の講演を行うことで改めて東洋医学の学習を深める事となり、指導的な実力も付けていくことが出来ます。
7.平成16年度徳島新聞に広告掲載の報告
副会長 八百原義正
徳島新聞掲載日
平成16年8月23日(月)、9月10日(金)の2回
広告内容
新聞1ページ15段中7段に記事及び各治療院の広告を掲載し、上2段は東洋医学のツボ効果や免許制度等を記載して残りの下枠に各治療院の広告を白黒で掲載した。
実物の縮小版は下記参照
広告者数
25名(3団体協調)
治療院の広告費
1枠26,000円
(約縦2.3cm、横7.5cmで、屋号、施術内容等、住所、電話番号を横書きで4行、屋号は太字で大きくした)
*費用は広告者より広告費を集め負担したので、各法人の負担は無しです
≪補足≫
この企画は今回で6度目の実施となりましたが、この度も法的に許される範囲で免許取得の経緯や免許者を擁護するような文章を記事に載せました
≪コ メ ン ト≫
小泉首相の掲げる大行政改革、規制緩和、雇用増出の中で我々鍼灸マッサージ師は免許の必要性や正当性が深刻に問われる時代となりました。(12月2日にこの小細については講習した)この企画は今回で3度目の実施となりましたが、この度はそういった意味を含めて法的に許される範囲で免許の取得の経緯や免許者を擁護するような文章を記事に載せました。するとそのことについて一般の人から大反響があり、「今までマッサージにおいては免許が必要なことを知らなかった」、「安心できる免許者の施術を受けたい」等と言った葉書がたくさん徳島新聞社に届き、本会業務部に実物を頂きました。会員の皆様の中には「広告しても無駄だ、何の意味もない」とか「広告により患者が増えるはずがない」等と思われる方もおられるかも知れませんが、このような新聞等による広告や広報を繰り返し行うことにより、我々の鍼灸マッサージの治療や東洋医学の効果及び業界を社会にピーアールするということにおいてはこの活動は大変意義深いことであります。広告者各位には経済的負担をかける事業ではありますが何卒その趣旨をご理解の上ご協力頂きますようお願い致します。
クリックすると大きな画像でごらんいただけます
|
▲もくじへ
いろいろな共済制度のご案内
●全鍼師会110番補償制度
この補償制度は会員の先生方が、安心して日常の業務に専念いただけるよう、不慮の施術事故がが原因で、患者の身体に障害を与えてしまい、損害賠償責任をおった場合や院内施設の不備・日常生活中の事故により損害賠償責任をおった時にその損害をお支払いするものです。
ちょっとしたミスや気のゆるみが重大な事故を招いており、私たち鍼灸マッサージ師の誠意ある処置・対応が求められて、110番補償制度の加入の重要性を感じます。
治療院経営を守る安心の保険です。
会員外の施術者は加入できません。
本会としましては、患者への安心のためにもぜひ会員全員の加入をお勧めしております。
本年度では67名の方が加入されておりますが、毎年5月に「全鍼師会110制度」振込用紙が送付されます。
まだ未加入の方はぜひご検討下さい。
(振込用紙は共済組合から送られることもあるかと思いますが、「(有)アトム企画」の印刷された振込用紙でお振込み下さい。)
万が一の際には身近な保険会社が便利です。
● 総合共済制度
この制度は会員の先生方ご自身の保険・補償制度です。
病気やケガで入院、又は安静加療したり、業務を1ヶ月以上休業した場合、その期間に応じた所得の補償をします。
様々なセットプランがあります。
●新保障制度
保険会社アリコ・ジャパンと提携し、平成11年8月より発足した新たな共済制度(新保障制度)です。
この制度は、全鍼師会のスケールメリットを生かし安い掛金で高額な死亡保障を受けられること。
ガンをはじめほとんどの病気・ケガ・入院をカバーできる他、会員本人だけでなくご家族まで保障を拡大していること。
又、視力障害を不担保とすることで、今まで保険加入に制限のあった資格障害の方も加入できることなど様々なメリットがあります。
● 鍼灸マッサージ師等国民年金基金
鍼灸マッサージ等の業務に従事する方の為の、確定給付型の公的な年金で、国民年金に上乗せして60歳まで掛け65歳から支給される年金です。
税制上の優遇もあり、掛金は全額社会保険料控除が受けられます。
(民間の個人年金の控除は最高5万円)
掛金は最高限度額の月額68,000円までの間で、加入途中での掛金の変更も可能です。
上記の共済制度に関する詳しい内容は、本会までお問い合わせ下さい。資料等を送付させて頂きます。
|
▲もくじへ
今年度行われた主な事業の経過報告を致します。
1.各種会議の開催
監査会
会員総会
理事会
2.各種会議への派遣
健保委員会(東京)
代議員総会(東京)
全国保険合同会議(東京)
全鍼師会大会(道後)
全国師会長会議(東京)
3.奉仕活動
第11回スポーツレクレーション祭(鳴門)
4.学術研修会
第30回日東医(長野)
学術講習会(9月・2月予定)
5.保険活動
保健指導と関係当局への挨拶
6.青年女性部の活動
部会(徳島市内)
ボーリング大会と食事会(徳島市内)
忘年会(徳島市内)
7.その他の活動
経営委員会を開催(今年度より)
|
▲もくじへ
平成17年度の全鍼(中央)事業計画
平成17年度定期代議員会・総会
5月15日(日)〜16日(月)
東京
第4回全鍼師会大会
7月17日(日)〜18日(月)
青森県小牧
第31回日東医学会
10月16日(日)〜17日(月)
静岡
全国師会長会議
11月13日(日)
東京
学術講習会のおしらせ
日時:
平成17年2月6日(日)
9:30 〜15:00
講師:
四国医療専門学校 遠藤陽子 先生
演題:
「リンパ・オイルマッサージ」一般的理論と実技
場所:
ホテルグランドパレス徳島(5F萩の間)
徳島駅前ポッポ街西出口
TEL (088)626−1111
詳しくは学術部 坂本まで (088−626−4943)
四国ブロック協議会のおしらせ
日時:
平成16年3月6日(土)13:00〜3月7日(日)12:00
場所:
高知で開催される予定です
第4回全鍼師会大会in古牧へのお誘い
全日本鍼灸マッサージ師会最大のイベント「全鍼師会大会」が、今年は7月17・18日に東北青森の奥入瀬渓谷で有名な古牧温泉で開催されます。
年に一度全国の業友集う大会に参加し、全国に友をつくりませんか。
又、勢いのある県師会の取組みを学ぶ絶好の機会にもなると思います。
大会では今年も様々な思考を凝らした分科会が企画されることと思います。
東北の文化に親しみ、ゆったりと温泉につかり、友と時間を忘れて語りませんか。
きっと沢山の元気を頂いてお土産をもって帰ってこれると思います。
どなたでも参加できますので、今年の夏はみんなで青森古牧へ行きましょう。
|
▲もくじへ
○「全鍼師会110番制度」
賠償事故が発生した際お世話致します。
有限会社 アトム企画
担当 漆原 敏幸
〒770-0003 徳島市北田宮2丁目7-63
TEL 088(631)3003 FAX 088(631)8899
○医療廃棄物焼却処理
感染性、非感染性、可燃物、非可燃物を問わず全ての廃棄物を焼却処理します。
四国メディカルトリートメントセンター
徳島市不動本町3丁目1964−1
Tel 088(631)7221 Fax 088(633)1112
○鍼灸針 理学診療用器具 鍼灸マッサージ治療用器具全般
アサヒ技研工業(株)・セイリン化成(株)特約代理店
朝川貿易商会
〒773-0011 小松島市新居見町西川31-4
Tel 08853(2)6759 Fax 08853(3)2313
|
▲もくじへ
編集後記
迎春
昨年は、台風による水害や地震による天災が大きな悲しみと傷跡を残した年となってしまいました。
今もなお避難生活をしておられる被災者の方々のご健康を心よりお祈り致します。
今年度も組織を超えた三法人協調による多くの事業が行なわれました。
そんな中、徳島県議会において無資格者対策の請願書が採択され、それにより「無資格業者の逮捕」の記事が新聞に載るようになりました。
又、昨年夏四国協力で行われた道後大会から、色んな方向性が芽生えて来た様に思います。
介護事業の先進県、神奈川発信で介護予防の取組みが紹介され全国で事業参入への模索が始まりました。青年・女性局では「経営力強化」をテーマに取り組んでいます。
徳島でも今年度より「経営推進委員会」が設置され動き始めました。今年の青森大会ではどんな情報発信がされるのでしょうか。
この一年、会員の皆様がご健康で、益々ご活躍されますことを心よりお祈り申し上げます。(坂本)
社団法人徳島県鍼灸マッサージ師会
〒770-0831徳島市寺島本町西1-60-5
中野ハリ灸院内
電話&Fax : 088 (625) 2412
郵便振替口座 01620-7-33340
Email : tomo3@eagle.ocn.ne.jp
発行責任者 中野 義雄
編集責任者 中島 智美
坂本 貴子 |
▲もくじへ
|