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第4回生涯研修会のご案内
報告 1月19日、内町公民館(洋室)において第4回生涯研修会を開催し、17名が受講しました。 今回は、四国医療専門学校の櫨元栄作先生に『スポーツ傷害と鍼灸マッサージ』と題して講演して頂きました。 東京オリンピック開催を前に、これからスポーツ人口が増え、それに伴いスポーツ外傷・障害を抱えた患者さんも増加することが想定されることから、鍼灸マッサージで何が出来るかということで講義が行われました。 スポーツ傷害での1番重要なことは、診断・評価を正確に行うことであり、そのことが正しい治療・トレーニング・予防につながり、1日でも早い競技復帰に繋がるということ。 鍼灸マッサージが適応するスポーツ傷害は、主に軟部組織が損傷した状態が多いことから、基本的な機能解剖、及び運動学を理解する事が重要とお話され、その中でも『筋膜』に焦点を当てての講義となりました。 筋膜の構造・特徴をふまえての筋膜のつながり、アナトミー・トレインについて詳細な説明の後、筋膜治療の評価・触診・治療を実技を交えてお話されました。 肩挙上時痛やROM制限に対して、腕橈骨筋を指標として母指球への手技や、スポーツ選手にとって重要である股関節運動の改善や呼吸機能改善を目的とした前鋸筋への手技など、参加者各々が被験者の体で確認しながら、質疑応答を交えての活気溢れる講義となりました。 初見でも大変わかりやすく、今までにないアプローチで、すぐに結果も現れる手技に、参加者各々がすぐに試したい、と思えるような内容で有意義な講義となりました。 |