TOP>組織と各部の活動>各部の活動>第3回生涯研修会のお知らせ
第3回生涯研修会のご案内
報告 12月15日、ホテルグランドパレス徳島オークルームにおいて第3回生涯研修会を開催し、24名が受講しました。 今回は、医師の大塚明廣先生に『山元式新頭鍼療法(YNSA)について』と題して講演して頂きました。 YNSAは、宮崎県出身の山元敏勝医師が、自身の臨床時のふとしたきっかけを元に発見し、10年以上の研究を重ねて考案された治療法であり、手足の痺れ・麻痺・パーキンソン病の震え・耳鳴り・目眩など様々な症状の改善が認められており、現在、ドイツやアメリカ他世界14ヵ国以上で保険診療の対象となっています。現在、一般的に行われている「経絡治療」との違いとして、 @ツボが多くないこと Aツボに対する効能がわかりやすいこと Bツボを発見しやすいこと C基本的に誰が行っても同じ療法であること D患者さんが治ること であると述べられました。 具体的な施術方法の説明と、実技を用いてのデモンストレーションが行われました。 実際に、昨年、山元医師に施術を受けられた方も登壇し、ご自身で撮影された治療中の写真を交えた実際の治療中の感覚や感想、また治療後の劇的な変化や現在の症状の改善状態についてもお話されました。その他の山元医師の症例も2〜3発表されました。 その後「健康に生きるために」というお話もあり、大塚先生考案の健康体操を参加者全員で行い、健康に生きるためには、身体の健康とココロの健康が必要であるということ。骨と筋肉の強化を行うことにより、免疫力も向上し生活習慣病や癌の克服にも繋がること。平穏な心の状態を保つために、得すべき生き方のコツについてお話されました。施術者として、自分の正しい情報量を増やして、患者さんの相談にのり、その人に相応しいアドバイスを与えて心を癒すことが手当ての基本だと強くお話されました。 YNSAを初見の方も多く、実技や詳細な説明を交え、わかりやすく活気溢れる講演になりました。 |