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TOP＞組織と各部の活動＞各部の活動＞平成25年度第4回生涯研修会
| 第４回生涯研修会のご案内 会長 中野 義雄 学術部長 林﨑 隆 時下、長かった酷暑も一段落しそうな頃、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 さて、この度の平成２５年度４回生涯研修会では、大阪物療大学の李(り)強(きょう)先生をお招きし『推拿(すいな)について』と題し、座学・実技を勉強したいと思います。ご承知の通り、推拿(すいな)は3千年以上の歴史を誇る中国固有の手技療法で、漢方薬、鍼灸と並ぶ中国医学の３大治療法の一つです。唐の時代に日本にその技術が伝わり、時代の流れとともに世界各地に広がり、手技によるあん摩法等の分野では、中医推拿(すいな)がその源流であり、最高峰です。臨床面においては、安全性・即効性があることが特徴で、本場中国では三千年以上前から臨床と研究を重ね現在では世界６０ヶ国へ広まり、国際的にも注目されている伝統手技療法です。 そこで今回は、大変興味深い研修会になると思いますので、是非多くの皆様のご参加をお待ちしております。 1.日時 平成２５年１０月６日（日） １０：３０～ 2.会場 内町公民館 徳島市元町１丁目２４ アミコビル５Ｆ ℡088-6５４-４９１３ 3.研修単位 基礎医学（３単位）・臨床（３単位） 4.詳細 １０：３０～ 『推拿について』 大阪物療大学 李強先生 5.参加費 会員・・２，０００円 会員外・・４，０００円 6.申込締切 平成２５年１０月３日（木） 7.申込先 学術部 林﨑 隆 電 話：０８８－６９８－６４１４ 携 帯：０９０－８２８３－２０４９ メール：spxh8ng9@dune.ocn.ne.jp 総務部 宮本常宏 電 話：０８８－６６５－３５２３ 携 帯：０９０－４５０５－６８０３ メール：m0502@me.pikara.ne.jp 第４回生涯研修会の報告 参加者：35名 今回の研修会は、中国三千年以上の歴史を誇り漢方薬・鍼灸と並ぶ中国三大治療法の一つ推拿を題材に『医科学としての中国推拿療法について』の研修会をおこないました。 『医科学としての中国推拿療法について』 大阪物療大学講師 李強 先生 午前の講義は座学として、まずは、東洋医学・西洋医学の歴史、文明、相違点について説明がありました。 中医学 自然哲学思想 一元論・循環論・多元論 多方向性 macro holistic 人体をblack box として視する 薬は植物・鉱物・動物・貝殻類からなる （自然的な物） 保存療法を重視 自然療法を重視 効果の現れはより遅延 「治未病」を提唱 西洋医学 自然科学思想 心身二元論 一方向性 micro limited 解剖の結果により人体を認識する 薬は化学薬品からなる 手術療法を重視 薬物療法を重視 効果の現れはより著明 疾患を医療の中心となる つぎに中国古代における物理療法、推拿の定義・特徴の説明、中国では、どういった教育制度、資格の身分と説明がありました。 そして午後からの実技の為に、手技の仕方の説明があり、午前が終了。 午後からは、実技となりました。 まずは、会員からモデル患者を出し、基本的な手技の説明があり、頚肩部に対しての推拿・背腰部に対しての推拿・顔面部における推拿・腹部に対しての推拿・膝痛に対しての推拿の手技および治療法を講義していただきました。 今回の研修会では、会員全員が興味深く真剣な表情で先生の話を聞き、実技ではモデル患者を募ると我こそはと言う感じで続々と出て来て、質問も多く翌日から即実践していくと言う心意気で有意義な会となりました。 |